どこもそうだと思いますがウィーンを始めオーストリアには観光的に知られていない場所がたくさんあります。
そのような所は地元では人気あって知られた場所であることがほとんどです。
そのような博物館?をひとつ紹介しましょう。
先日ブルゲンラント州の一角ににあるForchtenstein(フォルヒテンシュタイン)というお城に行きましたが、そのお城の目と鼻の先にReptilien Zoo...(直訳すると爬虫類動物園ですが爬虫類館と表現します)があります。
ここは地元ではかなり知られている場所で、文字通り爬虫類の博物館です。
個人的に爬虫類は全くと言っていいほど興味がないのですが、せっかくここに来たので訪れてみました。
入り口から歩いて行くとすぐに小屋があり、ここが爬虫類館の建物です。
目立たない小さな入り口があり、入ると小さな空間にショップと窓口があり、かなり小さなマニアック的な博物館だろうという印象を与えます。
所が中に入ると思わぬ大きな空間が奥まで続いてて、テーマ別に分かれては物凄い数の爬虫類が飼育・展示されています。
いや、これは爬虫類に興味がある方にとってはウィーンから距離がありますが、訪れる価値大の爬虫類館です。
この爬虫類館はPolaschekファミリーによる運営で、すでに3代目に入っています。
40年以上に渡って爬虫類を飼育していて、ヨーロッパやアメリカのその分野で広く知られていて、展示内容はまだまだ広がっていきます。
トカゲ、蛇はもちろんのことヨーロッパ爬虫類、ワニ、緑のアナコンダ、蜘蛛の洞窟、北アメリカの爬虫類、オーストリア最大のアミメニシキヘビ、亀などのコーナーに分かれ、もちろんそれぞれの解説も設けられています。
私のように全くその世界を知らない人でも興味が持てる内容となっていて、見かけとは違い内容の濃い爬虫類館になっています。
上の階にはカフェテリアもあり、疲れたら休むこともできます。
ウィーンからは非常に来辛い場所にありますが、それこそForchtenstein城を訪れる機会があれば寄り道をお勧めします。
ここのホームページhttps://reptilienzooforchtenstein.com/では館長が説明している(ドイツ語です)動画が掲載されているので、雰囲気をご覧になれます。