7月に入ってからは日中の気温が30℃を超える日が少なくなりました。
先週から今日までは朝夕も涼しく、以前の夏らしい気候でしたが明日からまた30℃を超える暑い日になりそうです。
今年のウィーンは5月20日に初めて30℃を超え、その後6月は暑い日が多かったですね。
休暇シーズン真っ只中、地元の人はいろいろな所へ出かけていると思います。
街中の交通量を見るとわかりますね。
しかし、工事シーズンでもあり、至る所で工事が行われています。
さて、今日はウィーンによく見られるこの時期の花としてエーデルワイスをお届けします。
タイトルはウィーンによく見られる・・・ですが、エーデルワイスは普通は標高が高い所に行かないと見られませんから、ウィーンの街中では見られません。
ドイツ語でEdelweiß、Alpen-Edelweiß、
学名でLeontopodium alpinum、
日本語ではエーデルワイスですが、セイヨウウスユキソウとも呼ばれ、キク科のウスユキソウ属です。
ヨーロッパではアルプス地域に咲く高山植物としてして知られています。
ここオーストリアでもそうですね。
ちなみにエーデルワイスはオーストリアの国花になっていて、オーストリアのユーロ2セント硬貨のデザインにもなっています。
写真のエーデルワイスはうちがよく行く
DIE GARTEN TULLNのアルプスガーデンに咲いているものです。
エーデルワイスは高貴な白というドイツ語直訳のエーデルワイスは高さ5cm~20cm,直立または上向きで、
花は3~12個の小さなボタンのようなものが見られ、それを白く綿毛に覆われた長さが異なる複数の葉が星形に取り囲んでいます。
7~9月に花が咲き、通常標高1800m~3500m地点の日当たりのいい石の多い場所、岩壁、割れ目、山岳の草地などに見られます。
日本では映画「サウンド・オブ・ミュージック」でトラップ大佐がギターを弾きながら歌うメロディーが知られていますね。
エーデルワイスはオーストリアではすでに1886年から自然保護指定植物になっています。