ウィーンによく見られるこの時期の花 388(コルクウィッチア/ショウキウツギ)

昨日のライブオンラインツアーでは素晴らしい青空をお届けできました。

いい天気が続いているウィーンですが、今日は今年初めて日中の気温が30℃を越える予報が出ていますね。

でも朝は12℃前後と涼しさを感じますので、まだ日中との気温差があるのでやはり夏ではありません。

この時期のウィーンは日も長くなり、夜21:30ぐらいまで西の空が少し明るいですが、夏至まではまだひと月あります。

 

さて、今日はこの時期の花をお届けします。

 

こちらはドイツ語で

Kolkwitzie(コルクヴィッツィエ)、

学名でKolkwitzia amabilis,

日本語ではショウキウツギとかアケボノウツギ、そのまま学名でコルクウィッチア アマビリスとも呼ばれています。

 

スイカズラ科のショウキウツギ属、落葉小高木です。

 

一属一種で原産は中国で、300m~1300mのかなり標高が高い岩石地帯や丘陵地帯に自生しているそうです。

 

 

 

開花時期は5月で枝先にラッパの形のような薄いピンク色の小さい花をたくさんつけます。

花の長さは1cm~2cmぐらいで葉は意外と大きく3cm~8cmぐらいで、尖ったギザギザ部分が見られます。

高さは2~3mほどです。

ショウキウツギがヨーロッパに紹介されたのは1901年と歴史が浅く、植物学教授コルクヴィッツの名前にちなんで付けらたということです。

見事な花を咲かせること、育てやすいこと、寒さや乾燥にも強いことなどもありこちらでは観賞用として公園や庭などに多く見られます。

 

 

 

 

 

 

写真は2022年5月18日14:00頃 、 家の近所で撮影したものです。

 

 

 

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