ウィーンによく見られるこの時期の花 381 (ハナミズキ)

また春の青空が戻って来たウィーンです。

今日も朝からいい天気です。

4月16日よりコロナ規制も大幅に緩和されて、カフェ、レストランなどに入るためのG証明も要らなくなり、マスク着用義務の場所もスーパー、銀行、公共交通機関などの必要最低限となっています。

街中はかなり開放的な空気になっていますね。

 

さて、今日はこの時期の花をお届けします。

 

 

こちらはドイツ語でBlumenhartriegel、学名ではCornus florida 、日本語ではハナミズキとかアメリカヤマボウシと呼ばれています。

上の写真のものはCornus florida rubraです。

 

ミズキ科のミズキ属で原産は北アメリカで、開花時期は4月~5月、写真に見えるものはそこまで高くありませんが、高さ5m~12mぐらいになります。

花の色は薄いピンクや白で、直径12cmぐらいでしょうか。

 

 

実際の花は直径5mmぐらいの中心にある部分で、色がついた花弁のように見えるのは苞(ほう)と呼ばれている部分です。

苞(ほう)とはつぼみを包んでいた葉のことです。

 

日本では1912年にソメイヨシノをアメリカに贈り、1915年にその返礼としてアメリカから贈られたことから植栽が始まったようです。

印象的な花の形からこちらでは観賞用として親しまれています。

 

 

 

写真は2022年4月26日 13:30頃の撮影で、うちの庭に咲いているものです。

 

 

 

 

 

 

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