Freyungの復活祭市(2022年)

復活祭の時期に相応しい春のいい天気が続いています。

昨日も暖かくて日中は半袖で丁度良かったですね。

しかし・・・今日から曇りマークも登場し、今は雨が降りそうな空模様です。

振り返ればここ数年毎年復活祭の天気が良くありません。

2月や3月よりも寒いことが多く、今年もここ数日と比べれば10℃ぐらい気温が下がるようです。

自然現象ですが、何か呪われているような気さえしますね。

あ、それから明日からコロナ感染対策がウィーンもさらに緩和されて、カフェ、レストランへの2G証明がなくなりますね。

1日の感染者数の数が現状ではかなり減ってきています。

でも4月1日からPCRテストと抗原テストが1人ひと月5回ずつの計10回までが無料となったので、検査数が大きく制限されたことも理由のひとつかもしれません。

 

さて、今年は3年ぶりで復活祭市が開かれています。

シェーンブルン宮殿の復活祭市を話題にしましたが、もう一箇所をお届けします。

 

こちらはFreyungの復活祭市です。

ここの復活祭市は"Altwiener Ostermarkt"(アルトヴィーナー オスターマルクト)と呼ばれ、今年で31回目となります。

ちなみにここのクリスマス市も地元ではとても人気があります。

遠くから見ているとクリスマス市を思い起こさせますが、気候が違ってますし、春の訪れを意識しますからやっぱり復活祭市です。

中に入れば屋台で売っている物や、デコレーションなどが全く違い、復活祭の時期なんだな・・・という気持ちになります。

シェーンブルン宮殿もそうでしたが、2Gコントロールはありません。

 

 


 

Freyungはショッテン教会横にあるウィーン旧市街地一角の歴史的に重要な美しい広場です。

ショッテン教会はバーベンベルク時代、ウィーンに宮廷を移すことになるハインリヒ2世がアイルランドからベネディクト会の修道士をここに呼んだ1155年から存続している歴史ある付属教会です。

左上の写真ではショッテン教会が奥に見えます。

この日は4月7日・・・つまり昨日ですね。

日曜日の12:20頃で気温は20℃には達してませんが、それなりに暖かくいい天気でした。

 

決して広くはないこの場所は美しい建物に囲まれていて、その限られた細長い二等辺三角形の空間にはたくさんの屋台が並び、広場から閉ざされた独自の空間を演出しています。

売られているものは復活祭関係の物が多いですが、フード系もあります。

舞台も作られていて、その前はテラスのようになっていて、多くの人が座ってくつろいでいます。

 

 


 

ここで毎年売られるイースターエッグはヨーロッパ最大規模と言われ、個性的、芸術的な物が多く、本物のたまごの殻を使って作られています。

一昨日ここからお届けしたライブオンラインツアーVol.90でもここのイースターエッグは紹介しているので、興味ある方は御覧下さい。

 

 

毎年ここに登場する大きなOstereiです。

このたまごは暖かさを感じるレトロな絵柄で、ゆっくり回転しています。

 

個人的には後にここで紹介するシェーンブルン宮殿の復活祭市よりも、こちらの方がウィーンらしいと思います。

Freyungの復活祭市は訪れる価値大です。

 

 

 

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