ウィーンによく見られるこの時期の花 374(レンギョウ)

早いもので今日から4月です。

1年の1/4が過ぎました。

今週の初めまでは暖かくて青空が広がるいい天気が続いていましたが、ウィーンは昨日から寒くなると同時に雨になり、明日と日曜日は雪マークも登場して冬がぶり返した感じです。

コロナ禍3回目の復活祭が近づいてきて、今日からFreyungとAm Hofの復活祭市、明日からシェーンブルン宮殿の復活祭市が始まります。

過去2回は中止になったので、3年ぶりの復活祭ですから、開催中にライブオンラインツアーでお届けしたいと思っています。

 

さて、今日はこの時期ウィーンでどこにでも見られる花です。

 

こちらはドイツ語では

Forsythie (フォルスィティエ),

Goldglöckchen (ゴルトグレックヒェン)

と呼ばれています。

学名ではForsythia、特にこちらで頻繁に見られるのはForsythia × intermediaでしょうか。

日本語ではレンギョウです。

モクセイ科レンギョウ属の樹木です。

 

そういう意味ではアイノコレンギョウと言ってもいいかもしれません。

濃い黄色の花で、遠くから見てもハッキリわかります。

 

 

 

開花時期は3月~4月で、花は4cmぐらいまで、花びらが4枚ありかなり濃い黄色です。

原産は中国で、日本には300年ほど前に薬用として入って来たようです。

 

写真で見られるようにかなり密集して上に向かって伸びて行き、高さは2~5mぐらいになります。

レンギョウ属の原種はアジアに6種とヨーロッパに1種、また園芸用に交配された雑種もあるそうです。

 

この時期の春を告げる花として、街中の公園、道路沿い、庭など、多く植えられていて至る所に見ることができます。

 

 

 

 

写真は全て2022年3月19日11:50頃  市立公園で撮影しました。

 

 

 

 

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