昨日からまたいい天気で、週末から来週にかけて快晴マークが続いています。
火曜日は15℃という予報で、今週以上に暖かくなりそうです。
昨日も散歩に出かけましたが、多くの人が歩いていましたね。
来週の日曜日には夏時間に変わり、より日が長く感じることになるでしょう。
春の訪れ、そして復活祭の空気を感じます。
この時期ウィーンにも個性的な花が多く咲き始めますので、今日もこの時期よく見られる花シリーズです。
今年はキバナセツブンソウ、ニオイガマズミ、マツユキソウ、ターキッシュヘーゼル、クロッカス、ユキワリソウ、プリムラをすでにお届していますが、この花も地元で多く見られるものです。
こちらはドイツ語でKornelkirsche
(コルネルキルシェ)とか
Dirndlstrauch(ディルンドルシュトラウホ)や
Gelber Hartriegel
(ゲルバー ハルトリーゲル)
とも呼ばれています。
学名ではCornus mas、
日本語ではセイヨウサンシュユです。(西洋山茱萸)
ミズキ科のミズキ属の落葉小高木です。
ドイツ語のKornelkirscheから想像できますがコーネリアンチェリーとも呼ばれています。
原産はヨーロッパ南部ですが、アルメニアやトルコなどにも広がっています。
高さは3m~6mぐらいで、樹齢50年ぐらいのものは8mに達するのもあります。
幹の直径は15cm~20cmぐらいと結構太くなります。
開花時期は2月~4月です。
2cm~4cmの黄色い小さな花をひとつの場所に10~25個ぐらいまとめて咲かせます。
7月以降に赤い実が熟し、食べることができますがかなり酸味があります。
Kornelkirscheは環境の適応によっては樹齢100年を超えるものもあるそうです。
花が咲く部分は小さいので、遠くから見るとかなり地味ですが、近くで観察すると多くの花が咲いているのがわかります。
こちらでは公園や庭などに多く見ることができます。