ワクチン接種義務がなくなった

昨日オーストリアでの1日の感染者数は47.795人でした。

これは過去最高の感染者数です。

ここ最近は1日の感染者数が27.000人~34.000人とそれでも多いなと思っていましたが、昨日はさらに上回ったわけですね。

その反面コロナ規制が2月19日3月5日と徐々に緩和されています。

そのような状況下で昨日オーストリア政府はワクチン接種義務一時中断を決定しました。

 

2月1日よりワクチン接種義務が始まり、さらに3月15日より未接種者に対して罰金を課すかどうかという所まで来ていましたが、昨日政府からの発表があり(右の写真はオーストリア保健省Johannes Rauch大臣・・・newsORF.at より)ワクチン接種義務がなくなりました。

"なくなった"と書きましたが、実際は一時中断で、様子を見て3か月後に新たな決定をするということです。

ワクチン接種義務がなくなったわけですから、当然未接種者の罰金はありません。

理由は専門家の見解に従い、現在猛威を振るっているオミクロンには必要ないこと(つまり感染を抑制させる効果がそこまで見られないこと)から接種義務にするのはおかしいということです。

同時に秋頃には今以上の大きな波が来るかもしれないことを警告しています。

ワクチン接種者や治癒者の免疫力が低下してきているので、新たにまた接種する、もしくは未接種者も決心して接種しなければ、晩夏から初秋にかけては感染者数がさらに増え、ロックダウンも起こるかもしれないということです。

今後どういう状況になるでしょうか・・・。

 

 

 

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