ここ何日も朝がマイナスになるという冷え込む日が続いています。
日中の気温も5℃を下回り、来週はさらに寒くなるみたいですね。
ウィーンは今年の冬もそんなに寒くなく、今日までに日中の気温がマイナスだったのは1日しかなかったと思います。
クロッカスやスノードロップなどこの時期の花も咲いていて、春の兆しを感じるのですがこれから寒くなるのでしょうか?
さて、今週の月曜日にライブオンラインツアーVol.81をやった後、レオポルド美術館に登録しておいたGuideカードを取りに行き、街の様子を見ながら少しぶらぶら歩いている時にミヒャエル広場にさしかかりました。
そこから何気なくコールマルクを眺めたらデーメルの前に遠くからでもハッキリわかる行列ができていました。
ついつい気になって、コールマルクを歩き始めました。
こちらは2022年2月28日13:45頃のデーメルの前です。
ここではカイザーシュマレンの持ち帰りが出来るので、その順番を待ってる人達ですね。
まるでシェーンブルン宮殿や美術館に入るために並んでいるような光景ですね。
2月19日からコロナ規制が緩和されて、持ち帰りの場合は2G、3G証明も要らなくなっています。(ウィーンの場合はカフェ、レストランに座る場合はまだ2G規則です)
デーメルはテラスの準備もしているようで、テーブルや椅子はまだ見られませんが、テラスの領域がハッキリわかりますね。
ウィーンのシュテファン大聖堂の前にデーメルがKaiserschmarren(カイザーシュマレン)のスタンドを出していることはだいぶ地元に浸透してきました。
すでに数回掲載していますが・・・
下の写真のKaiserschmarrenは有名なケーキ屋さんZauner(ツァウナー)のものです。
個人的にここのKaiserschmarrenは一番美味しいと思っています。
見た感じはホットケーキをぶつ切りしたようなものですが、パンケーキの中では洗練されたデザートのひとつということになっています。
小麦粉、牛乳、卵、砂糖、塩からの生地をフライパンで中くらいの強さでバターと焼き、下側が固くなったらスプーンなどでぶつ切りにします。
パウダーシュガーをかけてセイヨウスモモソース(実が入ったジャムのようなもの)と食べるのが定番です。
実際にはバリエーションが多く存在し、セイヨウスモモの代わりに杏子やリンゴなどで提供する所もあります。