ウィーンによく見られるこの時期の花 366(マツユキソウ)

今日も朝から強い風が吹いているウィーンです。

昨日は結構暖かかったのですが、今日は日中の最高気温が10℃を下回る予報で肌寒い1日になりそうです。

 

さて、今日はこの時期の花シリーズです。

ウィーンでも特徴的な花が多く見られるこの時期です。

今年最初の花としてキバナセツブンソウを、その後はニオイガマズミを取り上げましたが、今日のこの花も春を感じさせてくれる非常にポピュラーな花です。

 

こちらはドイツ語でSchneeglöckchen

(シュネーグレックヒェン)、

学名でGalanthus nivalis,

日本語でマツユキソウ(待雪草)です。

 

ヒガンバナ科でガランサス属(マツユキソウ属)で、スノードロップのひとつです。

Schneeglöckchenは20種類ほど存在します。

 

マツユキソウは春を告げる花のひとつとして知られる多年草で高さ5cm~20cm,葉は細く10cmぐらいで青っぽい緑です。

 

開花時期は2月~3月で白い花を下向きにぶら下がったようにつけます。

花弁は6枚で、3枚が外側、3枚が内側で、内側の方が短くなっています。

遠くから見るとピーナッツのような形をしています。


 

Glöckchenは小さな鐘という直訳です。

原産は南ヨーロッパということですが、中央ヨーロッパでも多く見られ、ここウィーンではとてもポピュラーなこの時期の花で、公園や庭、茂みなどによく見られます。

今年はこのSchneeglöckchenもかなり早く咲き始めました。

 


 

掲載した写真は全て2022年2月24日12:40頃(昨日ですね)撮影したものです。

場所はウィーンRennwegにあるウィーン国立音大敷地内です。

 

 

 

 

 

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