ウィーンフィルのニューイヤーコンサートは世界的に有名で、日本からもニューイヤーコンサートが含まれたツアーが毎年多くあり、私も毎年ニュイヤーコンサートを楽しまれるお客様を御案内しています。
(コロナ禍である2021年、2022年は異例です)
今年2022年ウィーンフィルニューイヤーコンサートの覚え書きはこちらからどうぞ。
ニューイヤーコンサートのチケットは入手困難であることは知られています。
値段も通常の演奏会よりも遥かに高い金額になります。
日本からのニューイヤーコンサートが確約されている高額なツアーは別として、正規ルートでチケットを入手しようとすると、これはお金があるからといって手に入るものではありません。
今日はウィーンフィルニューイヤーコンサート2023年の正規料金について話題にしましょう。
ニューイヤーコンサートはあまり知られていないようですが3回あります。
12月30日、大晦日、そして1月1日の3日間、同じプログラムで同じ顔ぶれで演奏します。
1月1日だけは世界中に生中継され、チケットもかなり高くなります。
この3日間全てウィーンフィルが自らチケットを販売します。
インターネット上でウィーンフィルが専用のサイトを公開し、どなたでも申し込むことができるようになっています。
申し込みが締め切られると、ロトシステム(いわゆる抽選)により運がよければチケットを購入することができます。
今年は2月1日~2月28日までの期間に今年12月30日、31日と来年2023年のニューイヤーコンサートの申し込みができます。
私も毎年試みていて、先日来年度の申し込みをしました。
ちなみに、2月1日に申し込もうが、2月28日に申し込もうが当選する確率は全く同じです。
それではウィーンフィルニューイヤーコンサート2023年の正規価格はいくらでしょうか?
12月30日
12月31日
1月1日
2023年1月1日のウィーンフィルニューイヤーコンサートの正規価格は11のカテゴリーがあり、一番高い席は1.200ユーロとなっていて、一番安い席は立ち席の35ユーロです。
2番目のカテゴリーでは980ユーロです。
1.200ユーロの場所はParterre4列目から全て、Parterre Loge1列目のLoge1~7番まで、Balkon1列目となっていますが、通常であればParterre4~15列目は販売されていません。
この列は楽友協会ホールの最もいい場所で、ここは招待客、来賓、内輪で占められてしまいます。
以下ウィーンフィルニューイヤーコンサートのカテゴリーと座席表です。(ウィーンフィルのサイトより)
国立オペラ座の最高のカテゴリーでの一番高い席が287ユーロですから、いかにウィーンフィルのニューイヤーコンサートが高いかということがわかります。
私も毎年のことですが一番いい席を2枚希望を出していますが、絶対に当たらないでしょうね。(笑)