クリスマス休暇も終わり、先週から学校も始まり、仕事を始めてる人が多いでしょう。
クリスマスの空気がほとんど感じられなくなったウィーンです。
先週は街中の多くの場所でクリスマスツリーが捨てられている光景を目にしました。
これを見ると、あぁ、クリスマスも本当に終わったんだな・・・という気持ちになりますね。
さて、ウィーンのシュテファン大聖堂の前にデーメルがKaiserschmarren(カイザーシュマレン)のスタンドを出していることはすでに掲載しましたが、コールマルクトにあるデーメルには頻繁に大行列ができています。
こちらは2021年Advent時期、17:15頃のデーメルです。
この時はクリスマスのイルミネーションオンラインツアーをやりましたが、その時コールマルクトを通りました。
デーメルに物凄い行列が出来ていて、ずっと後ろの方まで続いています。
ここで前述したカイザーシュマレンの持ち帰りが出来るので、その順番を待ってる人達ですね。
まるでシェーンブルン宮殿や美術館に入るために並んでいるようで、コロナ禍においては稀に見る光景でした。
店内に入る制限はあるものの、これだけの人がデーメルに並ぶのは見たことがありません。
下の写真のKaiserschmarrenは有名なケーキ屋さんZauner(ツァウナー)のものです。
個人的にここのKaiserschmarrenは一番美味しいと思っています。
見た感じはホットケーキをぶつ切りしたようなものですが、パンケーキの中では洗練されたデザートのひとつということになっています。
小麦粉、牛乳、卵、砂糖、塩からの生地をフライパンで中くらいの強さでバターと焼き、下側が固くなったらスプーンなどでぶつ切りにします。
パウダーシュガーをかけてセイヨウスモモソース(実が入ったジャムのようなもの)と食べるのが定番です。
実際にはバリエーションが多く存在し、セイヨウスモモの代わりに杏子やリンゴなどで提供する所もあります。