今週から学校も始まり、クリスマス休暇を終えて仕事に出る人も多かったでしょう。
クリスマスの空気が徐々に消えて行きました。
うちでも昨日クリスマスツリーを片付けて処分しました。
さて、今日は久しぶりにオーストリア政府からの新型ウィルスに関しての統計をまとめます。
この統計は2020年5月2日が最初で6月6日には新型ウィルスに関しての統計その2を、6月17日には新型ウィルスに関しての統計その3を、7月5日にはその4を、7月20日にはその5を、8月3日にはその6を、8月14日にその7を、8月23日にその8を、8月31日のその9を、10月1日にはその10を、11月23日にはその11を掲載しました。その約9ケ月後2021年9月にその12を、10月10日にはその13を、11月11日にはその14を掲載しました。
去年の12月12日よりワクチン未接種者以外のロックダウンが終了し、クリスマスに向けて、そして年明けと人でも多くなってきたわけですが、オミクロン株がオーストリアでも急激に広がっていて、1日の感染者が軒並み増加しています。
右の表は今年に入ってからの1日の感染者数で、ほぼ増加傾向でありましたが、社会が始まった1月10日より急激に感染者数が増えています。
私の周りでもワクチン接種をしていても感染している人が何人か出て来ました。
左から・・・
検査数、確定症例、治癒数、死亡数、現時点での発病数です。
ひと月前の比べると全ての場合でかなり増加しています。
右のグラフは陽性となった人の年齢分布の統計、左は100.000人に対しての統計です。
青が男性、黄色が女性です。
1.535の追加利用可能な病院ベット数、623の追加利用可能な集中治療のベット数、
1.808のベットが利用中、420の集中治療室が利用中。
上の表は発病数100人に対しての年齢別死亡数で、青が男性、黄色が女性です。
右の表は数値で表示されています。
84歳以上の死亡数が圧倒的に多いです。
右の表はオーストリア州別の死亡数の統計です。
割合的に死亡者数が一番多いのはウィーン、次いでSteiermarkとなっていて、オーストリア全体での平均は13.456人です。
死亡者が一番少ないのはBurgenlandですね。
ウィーンは人口から計算すると2.825人が亡くなっていることになります。
割合では0.001479%の死亡率ということになります。
ワクチン未接種者の肩身が相変わらず狭くなっている空気を感じます。
ワクチン接種をした人だって軒並み感染してますし、他人に移す可能性だってあります・・・にもかかわらず自分はもう接種したから大丈夫などと軽はずみな行動を取る人が多く、それが新規感染者数増加につながっている原因のひとつでもあると思います。
ここで紹介したデータはオーストリア連邦保健省管轄である Agentur für Gesundheit und Ernährungssicherheit GmbH (AGES) の新型コロナウイルスの感染状況を示す統計ダッシュボードから引用しています。