今日のウィーンも昨日に続き朝冷え込みました。
私の家の周りでは朝7:00の時点でマイナス4.7℃で、日中は昨日と同様0℃の予報です。
昨日と違うのは太陽が出ないどんよりした天気となっています。
しかし、明日のクリスマスイヴは9℃という現時点の予報です。
毎年そうなんですが、クリスマスの時はなぜかプラス10℃前後になるんですね。
Spittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市を最初に掲載し、その後は市庁舎のクリスマス市、Freyungのクリスマス市、Am Hofのクリスマス市、カールス教会前のクリスマス市、ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市、
シュテファン大聖堂のクリスマス市をお届けしてきましたが、クリスマス市シリーズ最後の今日はシェーンブルン宮殿です。
今年2021年のシェーンブルン宮殿のクリスマス市の初日は11月20日で、27回目のクリスマス市となりすっかり地元に定着しています。
11月22日からロックダウンが始まったので、ロックダウン前の2日しかオープンできませんでした。
昨日はこのシェーンブルン宮殿からライブツアーVol.67をお届けしましたが、本来であれば毎日来るこのシェーンブルン宮殿、そして2年ぶりのクリスマス市ということもあって個人的にはかなり新鮮な気持ちもありながら、今日もここで仕事をしたようなそんな感覚になりました。
基本的に例年通りの演出ですが、ここも2G規則と身分証明をしてエリア内に入ります。
エリアに入るためには、正面と左右に3つの入口があるのですが、なぜか正面が大行列で左右の入口を知らない人がほとんどでしたね。
正門から入って、正面の入口に行列が出来ているのが見えるので、人々は無意識に並んでしまうんでしょうね。
私は何人にも「左右に入り口がありますからそちらの方が待ち時間がほとんど無いですよ」ってちょっとお節介に言いました。
写真は全て昨日のものですが、平日の割には結構混んでましたね。
バロック様式の美しいシェーンブルン宮殿の幻想的なライトアップを楽しみながらのクリスマス市は他とはちょっと違います。
観光客が多く集まる重要なスポットですが、(今は観光客は皆無です)地元の人は歴史的背景を詳しく知らなくても、(もしくはもう忘れてしまっている)ウィーンにこの建物があるというちょっとした誇りを持っているように感じられます。
最もウィーンの街は歴史的建造物が多く建ち並んでいるので、ウィーンのどこのクリスマス市も街並みや建造物と綺麗に調和しています。
屋台を見ても正直な所、買いたい物があるか・・・と言うとそうではないかもしれません。
その時に偶然何かいい物が見つかれば・・・みたいな感覚です。
一番大事なことはこのクリスマスの雰囲気を味わうことでしょう。
私もライブツアーが終わった後、プンシュを飲みました。
シュテファン大聖堂で飲んだプンシュよりもずっと美味しかったですね。(笑)