一昨日の日曜日がアドヴェントの第4日曜日で、アドヴェントクランツには4本目のロウソクが灯されました。
早いものでクリスマスが今週金曜日にはやって来ます。
昨日もウィーンの中心部を歩いたのですが、昨日からレストラン、カフェ、ホテルもオープンし、コロナ禍とは思えない人出がありました。
風が強く寒いにもかかわらず、カフェのテラスに座っている人の光景が目立ちました。
ここ数日一挙にウィーンのクリスマス市を話題にしています。
去年は全面クローズでしたからね・・・。
Spittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市を最初に掲載し、その後は市庁舎のクリスマス市、Freyungのクリスマス市、Am Hofのクリスマス市、カールス教会前のクリスマス市と続きましたが、今日はベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市をお届けします。
ベルヴェデーレ宮殿もシェーンブルン宮殿と同様、頻繁に訪れる観光スポットで、重要なバロック建築であることで知られています。
"バロック建築"ということをテーマにすれば、シェーンブルン宮殿以上に評価が高い宮殿で、上下宮2つの宮殿が庭園を挟んでいます。
ここは現在オーストリアギャラリーという重要な美術館となっていて、2012年クリムト生誕150周年祭をきっかけに、毎日のように入場観光することが多くなりました。
ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市は今年で17回目ということで歴史は浅いですが、中心から離れていることもあり週末以外は混雑が少ないこと、また歴史ある美しい宮殿を背景にした空間が素敵です。
ここは今年11月19日が初日、ロックダウンを挟んで最後が12月26日19:00までオープンしています。
上宮の前に屋台が並べられ、クリスマス市の素敵な空間を提供しています。
右上の写真はプンシュスタンドです。
並んでますね。
このクリスマス市には小さな子供が乗れるサンタクロース列車が作られています。
本来ここは多くの観光客で賑わうクリスマス市ですが、ほとんど観光客がいないこと、中心からも少し離れていることもあり、この時は地元の人しかいませんでしたね。
エリアに入るには2G証明が必要です。中心の混雑を避けてちょっと落ち着いたクリスマス市を探している方にお勧めです。