こんな所にも日本米が売っていた

今日のウィーンの朝は冷え込んでいますね。

8:00の時点でマイナス2.5℃・・・冬の到来を受け入れざる負えないです。

 

さて、ウィーンにはアジア食材店が多く見られます。

営業しているのは中国人、韓国人、インド人、ベトナム人などのアジア人がほとんですが、日本人が営業している食材店はおそらく日本屋さんしか思い浮かびません。

日本人であれば日本屋さんはウィーンでは誰もが知っている老舗(ウィーンでは)で、日本からの空輸品が多いため値段は高いのですが、一番多くの日本食材を揃えられます。

それ以外前述したアジア食材店などで、日本の物も少しは買うことができます。

特に日本のメーカーが海外用に販売している醤油やインスタントラーメンなどはどこでも買えると言ってもいいでしょう。

私がよく利用しているアジア食材店では、日本人の店員さんも採用し、日本食材に力が入っています。

これを買う時は日本屋さん、これだったら他でもいいか・・・こんな感じで使い分けてますね。

 

ところで皆さんMETROってご存知ですか?

ドイツを拠点としたヨーロッパ有数の小売企業グループで、日本にも2000年から進出し、2021年10月に撤退することが発表されました。

日本もそうでしたが自営業者だけが利用できるシステムです。

ウィーンにも周辺を合わせて3件あって、私はよくうちから一番近いMETROに行くことが多いです。

METROはデパート的で、食料品、家電、文房具、衣料品などあらゆる物が買えます。

レストラン業などを営む人も多く利用していて、大量の買い付けだとかなりお得になっています。

ここに最近アジアコーナーができ、大したものはないだろうと興味本位で覗いてみたら日本米が売っていました。

 

ここに売られていたのは2種類の正真正銘の日本から輸入された日本米・・・あきたこまちとこしひかりだったんですね。

どちらも2kgで、他の中国米などといっしょに結構多く置かれていました。

気になる値段はどちらも右の通りで、消費税込みで14.62ユーロ・・・日本円だど単純なレート計算でおよそ1.870円です。

1:1で計算すれば¥1.462ですね。

どうでしょう? 日本と比べて高いのかな?

こちらの名称では寿司用のお米と記されています。

こちらでは日本屋さんを始め、アジア食料品で様々な種類のお米を買うことはできますが、純粋な日本米は日本屋さん以外ほとんど見られないですね。

 

あるアジア食料品店で買い物をしている時、地元の女性がどのお米がいいのか話しかけてきました。

寿司を自宅で作ってみたいということでした。

私は日本人なのでお米にはかなりのこだわりがありますが、こちらの人はとにかくお米であればアジア的、寿司・・などに結び付くようですね。

もちろんこちらの料理でもライスが出て来ることはありますが、日本の主食とは全く違いますし、日本米とは比較になりません。

毎日のことですから少しでも美味しいお米を食べたいですよね。

 

このMETROで売られているあきたこまちとこしひかりが定番商品としてこれからも店頭に並ぶのかどうか行く度に確認したいと思います。

 

 

 

 

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