今日の朝は今年一番の寒さとなりました。
7:30頃の気温は0.8℃、これはもう冬の気温です。
しかし、まだ秋・・・澄んだ青空が広がっています。
昨日のライブツアーでは素敵な青空の下でのウィーン中心部をお届けしました。
ここ数日は日中の気温が15℃前後ですが、外に出ている人がたくさんいます。
さて、今週もライブツアーをお届けした後に、グラーベンの屋台に行ってSchilcher Sturm(シルヒャー・シュトゥルム)を飲みました。
もうお馴染み!グラーベンに出されたスタンドで、一昨日16:15頃の模様です。
ライブツアーVol.47もここからお届けしました。
このスタンドはもう今年で29年目になり、この秋の時期の味覚としてウィーンではすっかり定着しました。
毎年ここのSchilcher Sturmを楽しみにしている地元の人が多くいて、私もその一人です。
ここのオーナーのトーマスさんとはもう10年来の知り合いで、毎年ここで色々な話をします。
時間的にもこの時はかなり混んでいましたね。
テーブルも全く空いてませんでした。
Schilcher Sturm(シルヒャー・シュトゥルム)は同じSturm(シュトゥルム)でも特別なSturmです。
"Schilcher" (シルヒャー)とはオーストリア産の"Blauer Wildbacher"という赤ワインになるぶどうの品種からできたワインの名称です。
特に"Wildbacher"という品種からできたワインは明るい赤色になることからオーストリアではロゼとも言われます。
グラーツを州都とするシュタイヤーマルク州の南はロゼのワインが作られることで有名で、"Schilcher" はシュタイヤーマルク産のワインだけに用いられる登録商標です。
そのロゼワインになる途中の発酵中の飲み物ももちろんシュトゥルムと言われますが、特にこの場合のシュトルムは"Schilcher Sturm"(シルヒャー・シュトゥルム)と言われています。
このSchilcher Sturmはこくのある甘さがあり、飲んだ後にほのかな酸味を感じる絶妙の味です。
とにかくおいしい!の一言です。
先週と味の差が若干感じられました。
このスタンドでは白ワインになる途中の一般的なシュトゥルムも提供されていますが、やっぱりSchilcher Sturmです。
この屋台が出されているのは原則的に木、金、土の3日間ですが、来週は水曜日も開けるそうです。
また足を運ぶことになりそうです。(笑)