ウィーンとは思えない草原にぽつんと立つ通りの表示

ウィーンは415km²とかなり広い街ですが、中心からちょっと離れるだけで豊かな自然が広がっていてウィーンとは思えない牧歌的な所が多くあります。

ウィーンの森がウィーンの街を囲んでいるという地形の特徴がその理由のひとつです。

 

ウィーンにはウィーン市が定めているStadtwanderweg (シュタットヴァンダーヴェーク)が全部で9コース(11コース)あります。

うちがよく行くコースはStadtwanderweg 5(Bisamberg)で、この行程はウィーン21区のホイリゲ街で有名なStammersdorfが起点となる全長10.3kmのコースで、全行程歩くと3~4時間かかります。

そのコースの一角にウィーンとは思えない長閑な草原にぽつんと立つ通りの表示があります。

 

ウィーンは "~通り ~番地" というように簡単に住所を探すことができます。

通りには全て名前が付けられていて、建物それぞれに番号が付けられています。

目的の通りがどこにあるかがわかれば、後は建物の番号を辿って行けばいいです。

通りの他にはPlatz(広場)も多く、Allee(並木通り)やZeile (家並み)などもあります。

通りにはStraßeや Gasseが非常に多く使われています。

Gasseは小路でStraßeよりも短いイメージがあります。

ウィーンには6.916の通り(2021年時点)が存在し、全部で2.788kmもあります。

因みにウィーンで一番長い通りはHöhenstraße (14.8km)、一番短い通りはTethysgasse (11m) です。

でも実際TethysgasseよりもIrisgasse(17.5m) の方が短い気がしますが、ウィーン市のサイトではTethysgasseの方が短いということになっています。

さて、こちらがその草原にぽつんと立つ通りの表示です。

この写真だとあまりわかりませんが・・・

 

 

もっと遠くからみるとこんな感じです。

とてもウィーンとは思えない草原の真ん中に通りの表示がぽつんと立っています。

通りがあるようには見えませんがしっかり名前が付けられています。

ウィーンの街にはこういう所もあるんですね。

 

 

 

 

 

 

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