秋の訪れを感じるウィーンです。
9月に入りウィーンも朝夕の気温の差が開いて来ましたが、ここ何日も日中の気温が25℃を越え、朝も15℃を越えるぐらいでいい天気が続いています。
さて、今日はこの時期その辺にいっぱい咲いている花をお届けします。
こちらはドイツ語でGoldrute(ゴルトルーテ)、学名ではSolidago 、日本ではセイタカアワダチソウと呼ばれているものです。
キク科のアキノキリンソウ属で多年草です。 アキノキリンソウ属は100種類程あり、原産は北アメリカです。
日本には明治時代末期に園芸目的で持ち込まれたそうで、北海道の一部から沖縄まで全国的に見られるようです。
セイタカアワダチソウという名は、背が高く、花が泡立っているように見えることから来ているそうです。
こちらに多く見られるセイタカアワダチソウはおそらくKanadische Goldrute(カナーディッシェ ゴルトルーテ)、学名ではSolidago canadensis だと思います。
開花時期は7月~10月、高さは50cm~2.5mぐらいになります。
花の色は黄色、5mmぐらいの花がたくさん棒状のように、それが時として垂直に、または垂れ下がって咲いています。
大量に黄色の花を咲かせるので遠くからでもハッキリわかります。
葉は7cm~15cmぐらいで、葉の先端に向かってギザギザしている特徴があります。
セイタカアワダチソウはヨーロッパでは記録としては1644年以来から確認できます。
自然の中でもたくさん見られ、庭などにも多く咲いています。
うちの庭にも時と共に自然に咲いているセイタカアワダチソウがいくつかあります。
写真は2021年8月19日16:00頃、Hagenbachklammで撮影しました。
(ちょっと時間が経ってしまいましたが、郊外であればまだまだそこらじゅうに見られます)