皆さん、夏休みを楽しんでいることと思います。
コロナ禍2年目の夏ですが、今年はテスト施設が充実し、ワクチン接種をする人がどんどん多くなり去年とは比較にならない状況です。
規制はあってもイベントは行われ、休暇に出かける人が多くなっています。
そういう意味では街中を歩いても、コロナ禍を感じない開放的な本来のこの時期の空気を感じます。
さて、今日は先日の夕方、市庁舎の前を通りかかった時に、物凄い行列が出来ていました。
すぐに察しがつきましたが、市庁舎広場ではこの時期毎年恒例のFilmfestivalが行われます。
音楽の都ウィーンも休暇シーズンとなるわけですが、そんな時期でもこのフィルムフェスティバルでは歴代の名演奏を無料で楽しめるようになっています。
去年は中止となりましたが今年2021年は3G規則の下、31回目の開催となりました。
今年の開催期間は7月3日~9月4日17:00~24:00です。
本来であれば午前中11:00より誰でも楽しめ、カフェやランチなども取れるのですが、今年は夕方からの開催、そしてフィルムフェスティバルを楽しむためには3G規則を満たす必要があります。
3G・・・
getestet(検査結果が陰性)、
genesen(コロナから復活)、
geimpft(ワクチン接種)
このどれかを満たせばレストランやカフェ店内に座れ、イベントなどにも入場できるようになっています。
右の写真は市庁舎前のリンク道路沿い、7月13日17:40頃の様子です。
映画自体は日没から始まりますが、それまでここでのんびり過ごす人が17:00入場を目安に多くやって来ます。
奥に向かっての大行列を見て下さい。
この行列はさらに右に曲がって、市庁舎の方まで続いています。
3Gを個々にチェックするわけですから、それなりに時間がかかるわけですね。
しかし、逆に言えばここに入って来る人は密になっても安全ということですから、この状況下ではいいと思います。
来年は3G無しでいつでも入れることを期待したいです。