ウィーンによく見られるこの時期の花 357(カンパニュラ)

コロナ禍とは思えない開放的なウィーンの街です。

去年と比べると検査場所が充実し、こちらで社会保険(Eカード)に入っていればいつでも簡単に無料で検査が受けられます。

ホテル、レストラン、カフェなどは3G規則・・・getestet(検査結果が陰性)、genesen(コロナから復活)、geimpft(ワクチン接種)を満たす必要があります。

このSommerferien(夏休み)は去年と違い、色々な所に出かける人が多くなっています。

 

さて、今日はちょっと郊外に行くとこの時期多く出会える花をお届けします。

 

こちらはドイツ語ではGlockenblume,

学名ではCampanula,

日本語では総称してカンパニュラです。

キキョウ科のホタルブクロ属、カンパニュラは総称で、ほとんどが多年草です。

種類が非常に多く300~500種類程と言われています。

写真のものはおそらく

Acker-Glockenblume

(アッカ-グロッケンブルーメ)・・・

Campanula rapunculoides

(カンパニュラ・ラプンクロイデス)はないかと思います。(確かではありません)

そうだとすれば日本語ではハタザオキキョウということになりますが、モモノハギキョウとかモモバギキョウとも呼ばれている種類もあるので厳密にはわかりません。

 

 

開花時期は6月~8月で、花の色は紫が圧倒的に多いですが、白やピンクっぽいものもあります。

高さは30cm~80cmぐらい、花の大きさは2cm~5cmぐらいでしょうか。

カンパニュラ自体は北半球に広く分布していますが、原産はヨーロッパで、日本には大正時代に園芸用として入って来たようです。

 

このカンパニュラは本当にたくさんの種類があるので細かい所まではわかりませんが、花の形が特徴的ですからすぐにわかります。

 

草原、森、岩などがある地域など標高2000mぐらいまでに見られますが、観賞用としても人気がありますので、庭や公園などにもたくさん見られます。

 

写真は2021年7月2日16:20頃、Marchfeldkanalで撮影したものです。

 

 

 

 

 

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