ウィーンのちょっと珍しいアングル 93

一昨日から日中の気温が30℃を越えているウィーンですが、今日は日中の気温が35℃を越える猛暑日になりそうです。

今年は6月16日に日中の気温が初めて30℃を越え、30℃を越えた日はすでに12日あります。

日差しが日本よりも強いですから気温が20℃ぐらいでも太陽の下だとかなり暑く感じます。

日本よりも湿気が少ないので日陰に行くと快適さを感じます。

 

さて、今日はウィーンのちょっと珍しいアングルシリーズです。

前回のウィーンのちょっと珍しいアングル92では建物の壁が剥がれていること、住宅地からの教会の塔を話題にしました。

 

こちらはウィーン23区の一角です。

車道の所に建物があって、左側と右側を結ぶような感じで建物の歩道橋があります。

もちろん公の歩道橋ではありませんから、誰でもここを渡れるわけではありません。

 

2つのアーチがトンネルのようにそれぞれの車線の上に並んでいます。

アーチの形からするとバロック様式です。

こちらは右側通行ですが、真ん中に混乱を招かないように矢印が見られ、アーチの天井に触れないように高さ制限までされています。

このような構造はウィーンでは珍しいですね。

 


こちらは一見するとちょっとした花壇のように見えますが、実は聖マルクス霊園にあるモーツァルトのお墓です。モーツァルトのお墓は本来墓石と天使が悲しげに立っている姿が印象的なのですが、この時は修復中で墓石だけでなく、天使もなくなっていました。

周りの部分の水準が低くなっていて、モーツァルトのお墓の部分だけがくっきりと残されています。ウィーンには世界的に有名な中央墓地にがあります。

そこにはモーツァルトの記念碑はあってもお墓はありません。

 

モーツァルトのお墓はこのSt.Marx(聖マルクス霊園)にあります。ただ・・・遺骨がないということはあまりにも有名です。

 

 

 

 

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