Café Sperlでメランジェを飲んだ

今日が学校の最後の日で、明日からFerien・・・夏休みに入ります。

今年はコロナ禍ではありながらも休暇に出かける人は多いでしょうね。

 

5月2日でロックダウンが終わり、博物館なども開き始め、17日からは学校も毎日になり、19日からはカフェ、レストランも営業を再開し、ホテルも宿泊できるようになり、コロナ禍でもだいぶウィーンの街の空気も普通に感じるようになりました。

3G・・・getestet(検査結果が陰性),genesen(コロナから復活),geimpft(ワクチン接種)である人がレストランやカフェ店内に座れます。

昨日7月1日からさらに規制が緩和されています。

 

 

さて、ウィーンのカフェハウス文化はウィーンではなくてはならない歴史を持った重要な文化で、生活に密着していることがよくわかります。

ウィーンでは100年以上の歴史を持ついいカフェハウスがたくさんありますから、是非、滞在中一度は有名なカフェに入ってゆっくりすることをお勧めします。

伝統があるカフェに入ると、そこでは時間の流れ方が違います。

私も個人的に仕事の空き時間によくカフェに行きますし、またもちろん仕事でもお客様にカフェを御案内することもよくあります。

ウィーンの中心部には有名なカフェハウスがいくつもあり、それぞれのカフェの雰囲気があって素敵ですが、私個人的にはSperl (シュペルル)が好きですね。

 

 

5月19日以降、とにかくSperlに行きたかったんですね。

このカフェは入った瞬間に何とも言えない・・・"ウィーンのカフェ"としか形容できない空気に包まれます。

決して派手ではなく、でも伝統を感じる装飾とそれにあった内装と調度品、どこか懐かしさを感じて、しかし場末的であって、でも決して汚くない・・・様々な形容ができます。

長居したくなるようなカフェであり、個人的にはここの窓際の席が好きです。ウィーンのカフェにはなくてはならない新聞ばさみとそこに留められている新聞や奥に見えるのはビリヤード台もいいアクセントを演出しています。

 

 

このカフェに入って窓際の席に案内されて、すぐにメランジェを頼みました。

ミルクとコーヒーのほどよさをベースに泡立たせたMilchschaum(ミルヒシャウム)のちょうどいいバランスでここのメランジェはひときわ美味しい気がします。

でもそのおしいさはこのSperlの伝統的な空気が醸し出しているのかもしれません。

 

ちなみにこのSperlのかぼちゃのクリームスープEiernockerlもお勧めです!

 

 

 

 

 

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