昨日は夏至でした。
これからまた日が徐々に短くなることを考えるとちょっと寂しい気がします。
毎日日中の気温が30℃以上の暑い日が続いているウィーンです。
ここ数日はウィーンにしてはかなり湿気を感じます。
天気予報を見ると毎日30℃以上・・・いつまで続くのでしょうか?
オーストリアにはウィーンを含めて9つの州がありますが、それぞれの州に個性があって変化に富んだ地形と美しい風景が広がっています。
ウィーンはかつての帝国の都ですから荘厳な建造物が多く建ち並び、宮廷文化を今でも感じることができる優雅な街並みです。
そのウィーンをちょっとでも離れると、美しい自然に出会えるのがオーストリアです。
ヨーロッパアルプスが広範囲に渡って横たわっていて、ウィーンの森から山の高さがどんどん高くなっていき、アルプスの中を流れる多くの川が谷を形成し、そこには美しい街が多く点在しています。
スイスの高い山ももちろん素敵ですが、街はオーストリアの方が美しいでです。
オーストリアは時間をかけて周遊して下さい。
さて、オーストリアの名所のひとつであるヴァッハウ渓谷は、全長2.800km以上もあるドナウ河の最も美しい所で世界遺産にも登録されています。
ここは私も大好きで仕事でも個人的にもよく出かけます。
今日は先日久しぶりに行ったメルクの街と荘厳なメルク修道院をお届けします。
こちらは美しいメルクの街並みです。
修道院からの眺めも素敵ですが、メルクの街並みも綺麗です。
バーベンベルク時代修道院が出来てから、修道院と結びつきながら発展した街で、1227年にMarktrechtが与えられています。
オーストリア郊外によくある美しい街並みです。
やっぱりメルク修道院はこの角度からが印象的でしょう。
オーストリアで重要なバロック建築のひとつで、現在の姿になったのは18世紀です。
メルクの小さな美しい街を支配するように断崖に修道院が立っています。
この修道院の向こう側はドナウ河が流れています。
メルク修道院に関してはこちらをどうぞ。