今日のウィーンは朝5:00の時点で6.1℃でした。
去年の春よりも今年の方が少し寒く感じますね。
特に4月は天気が不安定で雨マークが多く見られ、風もかなり冷たく感じます。
明日からは日中の気温が20℃を越えるようですが、その雨マークが続いています。
花の咲く時期などを見ているとそれが実感できます。
さて、今日は知られざる美しい中庭風景シリーズです。
前回の知られざる美しい中庭風景90ではウィーン外側の住宅地の一角をを取り上げました。
今回は中心界隈です。
ここはどこでしょうか?
右側にルーベンスの自画像が見られますね。
この自画像はトラックの車体に描かれています。
この空間は美術史博物館です。
美術史博物館はリンク道路沿いの荘厳な建築のひとつで、1891年には一般公開が始まっています。
ここを訪れる人はマリア・テレジア広場から入りますが、この建物には長方形の中庭空間が2つあり、関係者のみがこの空間から建物に入ります。
緑が植えられているのはいいですね。
奥にはいくつものゴミコンテナが置かれています。
こちらは旧市街の一角Bäckerstraße9番地です。
この建物は1559年にウィーン市長Johannes Thauによって建てられた市民のルネッサンス様式です。
建物の中庭側の壁は1階は正方形、2階から上は長方形の窓で、1階と2階の間がしっかり区別されています。
石畳の地面も情緒があり、植物、自転車が置かれていて人の生活を感じます。
このBäckerstraße自体が旧市街でも閑静な一角ですが、さらにもっと静かな中庭空間が多くあります。
ここには地元で知られているカフェハウスALT WIENが入っています。