ウィーンによく見られるこの時期の花 337(スミミザクラ)

先日ウィーン市からの発表があり、4度目のロックダウンは5月2日でとりあえず終わるようです。

店舗や美容室なども営業を再開しますが、カフェ、レストランは5月19日以降ということになっていますが実際はどうなるでしょうか?

 

さて、今年の4月は天気が不安定で風が冷たい日が多く春を感じはしますが、花の咲き始めが去年よりも遅いですね。

今日のウィーンは朝5:00の時点で8.6℃でした。

日中は20℃を越えるようですが、今日から雨マークが毎日見られます。

今日はサクラの種類をお届けします。

 

こちらはドイツ語でSauerkirsche(サウワーキルシェ)、

オーストリアではWeichsel(ヴァイヒセル)、

学名ではPrunus cerasus、

日本語ではスミミザクラです。

 

バラ科、サクラ属でセイヨウミザクラに近いと考えられているようです。

バラ科 はバラ目に属する植物の科の一つで、およそ90属2500種を含むということです。

 

セイヨウミザクラはドイツ語ではVogelkirsche、英語だとWild Cherry、学名はPrunus aviumで、いわゆるサクランボの多くがこの種に由来するということです。

スミミザクラの方がセイヨウミザクラの比べて果実の酸味が強く、料理などにもよく使われます。

実はいわゆるサクランボで、もっと後に登場しますが、直径1.5cm~2cmぐらいで黒に近い赤い色をしています。

 

 

ヨーロッパや南西アジアに自生し、北半球の多くの所で果樹として植えられています。

高さ1m~10m、花の色は白で直径2cm~2.5cmぐらいでしょうか。

セイヨウミザクラよりも小柄で、枝はたくさんあり、茎は短めです。

 

この時期は大量に白い花は咲かせ、遠くからでもよく目立ち、すぐにサクラだろうと想像できます。

 

うちでは毎年実をそのまま食べたり、ジャムにすることが多いです。

 

 

 

写真はうちの庭に咲いているWeichselで、2021年4月26日10:35頃の撮影です。

うちでは毎年実をそのまま食べたり、ジャムにすることが多いです。

 

 

 

 

 

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