今日朝5:00の気温は8.8℃でした。
ウィーンは急に雨が降ったり青空が広がったりとApril Wetterとも呼ばれる日が多く続いています。
街中は色々な花が咲いていて春の空気が漂っているのですが、雲の動きが不安定です。
でも明日からは雨マークが消えていますね。
さて今日はウィーンのちょっと珍しいアングルシリーズです。
前回のウィーンのちょっと珍しいアングル90ではカプツィーナー教会の修復場面をお届しましたが、今回はウィーンの旧市街です。
こちらは特別に珍しいアングルではありませんが、フィアカーの御者の隣に座っている所からの眺めです。
座り心地は決してよくありませんが、視線が高くなり気持ちいいです。
フィアカーはウィーンの街の石畳の上を情緒ある音を立てながら走って行きます。
ウィーンの街並みに溶け込んでとても絵になるんですね。
写真はコロナ禍以前のものです。
本来何十台ものフィアカーが忙しく走っているのですが、現在は数台しか見ることができません。
営業してないフィアカー会社も結構あります。
こちらはシュテファン大聖堂の定番の高い塔が空を突き刺すように立っています。
手前の建物の屋根から塔が伸びているようにも見えますね。
もちろん実際には大聖堂に非常に近い場所ですが、建物と塔の距離は結構離れています。
このアングルはドイツ騎士団教会の中庭から見られるシュテファン大聖堂の印象的な塔です。
ドイツ騎士団はテンプル騎士団、ヨハネ騎士団と並んで中世3大騎士団のひとつで、1191年にローマ教皇クレメンス3世によって公認され、ウィーンには1204年~1206年に定住しました。
シュテファン大聖堂のすぐそばにいるにも関わらず、この中庭はいつ来ても静けさに包まれています。
ここはさらに奥の方にも中庭が続いていて、とてもウィーンの中心部にいるとは思えない、外からは想像できない空間があります。
そこから突然天に聳えている大聖堂の塔が見えるのはとても印象的です。