今日のウィーンは朝4:00の時点で14.3℃もありました。
今週は日中の気温が20℃を越え、復活祭に合わせて春の訪れを感じるウィーンです。
コロナ禍で1年が経過し、気が付いたらもうすぐ4月です。
去年の今頃はコロナが始まったばかりで、大騒ぎになっていましたが、ロックダウンを3回も経験し、状況によって緩和されたり、規制がまた入ったりと本当に生活が変わった1年でした。
4月1日より4回目のロックダウン突入が決まっています。
先日3月半ばにコロナ禍の気分転換もかねて雪がもうなくなって来るのでスキーに行ってきましたが、その翌週ももう一度同じSemmering方面に行って来ました。
SemmeringはNiederösterreichとSteiermarkを結ぶ峠で、Semmring-Passとも呼ばれていますが、Smmeringと呼ぶことの方が多いです。
標高984mで、世界遺産にも登録されているSemmering鉄道が通っています。
この界隈にはHirshcenkogel(通称Zauberberg)とSteiermark側にあるStuhkeckの2つのスキー場があります。
私は個人的にはStuhleckの方が好きですね。
Stuhleckは上に見られるようなスキー場でゴンドラこそありませんが、日帰りレベルでは十分に楽しめる面白いスキー場だと思います。
個人的にはSemmringに来た時はいつもStuhleckですね。
StuhleckはSteiermarkのFischbacher Alpenに位置する標高1.782mのアルプスの一角で、このグループでは一番高い山です。
ちなみにHirschenkogelはゴンドラが一番下から上まで通っていますが、標高1.340mです。
上の見取り図では一番上ですね。
頂上のすぐそばまでリフトが通ってますから頂上までも簡単に行けます。
この日は先週の水曜日、3月24日です。
コロナ禍ですから入場者制限があり、事前にオンラインでリフト券を購入しました。
後は窓口でチケットをもらうだけです。
先週は習慣でついつい一番下の駐車場に止めてしまったのですが、今回は少し上に停めました。
ここまでは滑って来られるからです。
ここからだと2.733mのStuhleckbahnという4人乗りの高速リフトが中腹辺りまで通っています。
そこからさらに1.811mの6人乗りWeißenelfbahnと1.393mの6人乗りSteinbachalmbahnに乗り継いでStuhleckのほぼ頂上まで行けます。
ここからの眺めもいいですね。
数日前に寒くなり、標高が高い所では新たに雪が降ったので多くの雪が見られ、先週とは雪質が違ってました。
この日は丸1日青空に恵まれました。
とにかくスキー場はガラガラ、貸し切りとはいきませんが、それに近い状況で最高に気持ち良かったですね。
リフトの待ち時間はゼロ、しかし乗降場所界隈ではFFP2マスク着用義務があり、また他人とは2mの距離を確保するということがしっかり行われていましたね。
ゲレンデではマスクを着用しなくてもいいと思いますが、実際マスクを着用して滑っている人もいました。
本来は賑わっているはずのレストランなどもクローズ、持ち帰りのみの営業です。
来シーズンは本来のスキー場の活気が戻っているといいですね。