昨日より夏時間が始まっています。
日曜日の夜中2:00が3:00になり、日本との時差が7時間になりました。
夏時間になると日が長くなりますね。
今週はOsterferien・・・復活祭休暇です。
先週の金曜日が休暇前の学校の最後の日で、今週の日曜日が復活祭となります。
イエスが復活したことを祝うわけですが、実際生活をしていると春の訪れを喜んでるいるような空気を感じますから、宗教的な意味合いとは無縁のようです。
そう言えば先日はベートーヴェンの命日でした。ウィーンの中央墓地にはベートーヴェンのお墓があります。
去年2020年はベートーヴェン生誕250周年記念の年だったのですが、コロナの影響でその存在がとても薄くなってしまいました。
本来であればもっと盛り上がったはずです・・・。
そこにはモーツァルトの記念碑を始め、ベートーヴェン、シューベルト、ヨハン・シュトラウス、ブラームスなどウィーンで活躍した有名な音楽家達が眠っています。
音楽愛好家の方にとってはもちろんのこと、一般観光でもこの中央墓地を訪れることは多いです。
さらにここでは映画「第三の男」の冒頭やラストシーンの並木道があることでも知られていますので、この映画ファンにっても聖地的な場所です。
こちらがベートーヴェンのお墓です。
ベートーヴェンは彼の最後となる住居に1825年10月から住み始め、そこで1827年3月26日におそらく肝硬変で亡くなります。
ベートーヴェンは当時、貴族以上の葬儀をしてもらえました。
2万人以上の人が参列し、秩序を保つため、軍隊も出動したという大きな葬儀でした。
最初はWähringer Ortsfriedhof(現在はSchubertpark)に埋葬されましたが、
ここは1873年4月26日で閉鎖され、現在の中央墓地に移されました。
ベートーヴェンのことは多く話題にしているので以下も参照して下さい。
ハイリゲンシュタットの遺書の家、ベートーヴェンのデスマスク、第9交響曲の家、第9交響曲の家 2、第9交響曲の家 3、交響曲第6番田園の小川、ベートーヴェンの記念像、ヘレーネ渓谷のベートーヴェンの跡、ウィーン21区のベートーヴェンの滞在場所、ベートーヴェンの最後の住居、中央墓地、ウィーンのベートーヴェンの散歩道にあるベートーヴェン像、ベートーヴェンの葬儀が行われた教会、パスクヴァラティハウス、ハイリゲンシュタットのミヒャエル教会、バーデンの第九交響曲作曲の家がリニューアルされた、
Tiefer Grabenにあるベートーヴェンの住居も参照して下さい。