昨日ウィーンからのLIVE配信に御参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。
話す内容、カメラのポジション、周囲の状況などを1人で注意しながら御案内するのは結構大変でしたが、思っていた以上に上手く行ったので、定期的に続けて行きたいと思います。
是非、次回も御参加下さい。
ウィーンの花をテーマにした内容ではここ最近、春の訪れを感じるポピュラーな可愛らしい小さな花を紹介しましたが、今日は木です。
ウィーンの街中にこの時期黄色い小さな花をたくさんつけた、少し背丈が高い木が多く見られます。
こちらはドイツ語でKornelkirsche
(コルネルキルシェ)とか
Dirndlstrauch(ディルンドルシュトラウホ)や
Gelber Hartriegel
(ゲルバー ハルトリーゲル)
とも呼ばれています。
学名ではCornus mas,日本語ではセイヨウサンシュユです。(西洋山茱萸)
ミズキ科のミズキ属の落葉小高木です。
ドイツ語のKornelkirscheから想像できますがコーネリアンチェリーとも呼ばれています。
原産はヨーロッパ南部ですが、アルメニアやトルコなどにも広がっています。
高さは3m~6mぐらいで、樹齢50年ぐらいのものは8mに達するのもあります。
幹の直径は15cm~20cmぐらいと結構太くなります。
開花時期は2月~4月です。
2cm~4cmの黄色い小さな花をひとつの場所に10~25個ぐらいまとめて咲かせます。
7月以降に赤い実が熟し、食べることができますがかなり酸味があります。
Kornelkirscheは環境の適応によっては樹齢100年を超えるものもあるそうです。
こちらでは公園や庭などに多く見ることができます。
写真は2枚共2021年3月13日15:10頃、ベルヴェデーレ宮殿横にあるBotanischer Garten (植物庭園)で撮影したものです。