ウィーンによく見られるこの時期の花 328(ヒメリュウキンカ)

ウィーンはまた新規感染者数が増加していますね。

Osterferien・・・復活祭休暇が終わったらまたロックダウンが来るのではないかという噂が流れています。

Osterferienは来週29日の週ですが、本来26日が学校の最後の日なので今週末からと言ってもいいでしょう。

 

さて、今年はすでにプリムラターキッシュヘーゼルマツユキソウニオイガマズミクロッカスなど春先の花を話題にしましたが、今日のこの花も現在多く見られます。

 

 

こちらはドイツ語ではScharbockskraut

(シャルボックスクラウト)、

学名ではRanunculus ficaria,

日本語ではヒメリュウキンカ

(姫立金花)です。

 

キンポウゲ科でキンポウゲ属の多年草で、地面からちょっとの高さで、間隔を空けてとても多く咲いています。

遠くから見ているとキバナセツブンソウやタンポポのようにも見えるのですが近くで見れば違いますね。

 

 

 

 

開花時期は3月~5月、高さ5~15cm、光沢のある黄色い花を咲かせます。

花弁は8枚~12枚です。

葉は地面の低い所でかなり密集して見られ、ハート型でちょっとギザギザが入っています。

原産はヨーロッパで、日本では園芸用として入って来たものが野生化したそうです。

ウィーンの街中の公園などには必ずと言っていい程見られ、また標高1400mぐらいまでの山地の林の中や森などにも野生のヒメリュウキンカがたくさん咲いています。

民家の庭などにも非常に多く見られます。

 

写真は全て2016年3月13日14:30頃、ベルヴェデーレ宮殿横にあるBotanischer Garten (植物庭園)で撮影したものです。

 

 

 

 

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