コロナ禍で1年が経過し、気が付いたらもう3月の半ばです。
去年の今頃はコロナが始まったばかりで、大騒ぎになっていましたが、ロックダウンを3回も経験し、状況によって緩和されたり、規制がまた入ったりと本当に生活が変わった1年でした。
それが一時的なものであること、また1日も早く以前のように戻ることを願っています。
3月も半ばに、そしてコロナ禍の気分転換もかねて雪がもうなくなって来るのでスキーに行ってきました。
去年の今頃はできませんでしたからね。
今年は規制の下でスキー場はオープンしました。
最初はコロナ禍でスキーなんて・・・と正直思ってましたが、もう普通に公共交通機関を利用して街中に行くことも当たり前になり、また毎週PCR検査、抗原検査をしているのであまり気にならなくなりましたね。
日帰りでのスキーですから、ウィーン界隈ということになるのですが、3月初旬でクローズした所が多く、近場では唯一Smmeringがまだオープンしていたので、そちら方面に行って来ました。
ここはもう何回も行っているのでコースの状況もよくわかっていましたが、とにかくスキーがしたかったんですね。
SemmeringはNiederösterreichとSteiermarkを結ぶ峠で、Semmring-Passとも呼ばれていますが、Smmeringと呼ぶことの方が多いです。
標高984mで、世界遺産にも登録されているSemmering鉄道が通っています。
この界隈にはHirshcenkogel(通称Zauberberg)とSteiermark側にあるStuhkeckの2つのスキー場があります。
私は個人的にはStuhleckの方が好きですね。
Stuhleckは上に見られるようなスキー場でゴンドラこそありませんが、日帰りレベルでは十分に楽しめる面白いスキー場だと思います。
個人的にはSemmringに来た時はいつもStuhleckですね。
StuhleckはSteiermarkのFischbacher Alpenに位置する標高1.782mのアルプスの一角で、このグループでは一番高い山です。
ちなみにHirschenkogelはゴンドラが一番下から上まで通っていますが、標高1.340mです。
上の見取り図では一番上ですね。
頂上のすぐそばまでリフトが通ってますから頂上までも簡単に行けます。
この日は今週の月曜日、3月15日です。
コロナ禍ですから入場者制限があり、事前にオンラインでリフト券を購入しました。
後は窓口でチケットをもらうだけです。
習慣でついつい一番下の駐車場に止めてしまったのですが、下はもう雪はありませんでした。
ここからだと2.733mのStuhleckbahnという4人乗りの高速リフトが中腹辺りまで通っています。
そこからさらに1.811mの6人乗りWeißenelfbahnと1.393mの6人乗りSteinbachalmbahnに乗り継いでStuhleckのほぼ頂上まで行けます。
ここからの眺めもいいですね。
途中少し雪がぱらつきましたが、ほぼ青空の1日で天気に恵まれました。
また月曜日ということもあり、コロナ規制もありで、とにかくスキー場はガラガラ、貸し切りとはいきませんが、それに近い状況で最高に気持ち良かったですね。
リフトの待ち時間はゼロ、しかし乗降場所界隈ではFFP2マスク着用義務があり、また他人とは2mの距離を確保するということがしっかり行われていましたね。
ゲレンデではマスクを着用しなくてもいいと思いますが、実際マスクを着用して滑っている人もいました。
本来は賑わっているはずのレストランなどもクローズ、持ち帰りのみの営業です。
4月始めまでは滑れますから、あと2回ぐらい行きたいですね。
コロナ禍でも十分にスキーを楽しめました。