コロナ禍のウィーンの今年の冬も以前と比べればかなり暖かいですね。
日中の気温がマイナスだったのは今年は現時点で9日ありましたがまだ寒くなるのでしょうか。
今日は朝4:00の時点で2.2℃でした。
さて、昨日はこの時期のBotaniacher Gartenを話題にしました。
多くの花が咲き始めていて、春を感じることができました。
今年はすでにプリムラ、ターキッシュヘーゼル、マツユキソウを話題にしましたが、今日のこの花も現在多く見られます。
こちらはドイツ語でDuftschneeball (ドゥフトシュネーバル)とかWinterschneeball (ヴィンターシュネーバル)と呼ばれています。
学名ではViburnum × bodnantenseです.
Viburnum × bodnantenseは、Viburnum farreriとViburnum grandiflorumを掛け合わせた品種です。
日本語ではニオイガマズミと呼ばれているでしょうか。
スイカズラ科ガマズミ属で、落葉低木です。
花が小さいので、写真では見にくいですが、実際は遠くからでも結構目立ちます。
近くから見ると全く違いますが、かなり遠い所から見るとサクラっぽく見えます。
原産はヨーロッパで、高さ2.5~4mぐらいになり、幹から1mぐらいの長さでたくさんに枝分かれをしています。
開花時期は3月~4月で、ドイツ語の名前の通り雪のボールのようなかたまりにたくさんの花が咲いています。
つぼみは濃いピンクで、花が咲くにつれて白や種類によっては薄いピンクになり、とてもいい香りがします。
近くで匂いを嗅いでみて下さい。
Zierpflanze(観賞用植物)として、公園や特に庭に好んで植えられています。
2021年2月27日15:40頃、家の近所で撮影したものです。