前回の110年前のウィーンの街と路面電車の貴重な映像1が大好評でした。
1906年のリンク道路の状況や当時の交通、人々、走っている路面電車などを通してウィーンの街の歴史を視覚的に楽しめます。
100年以上前の写真や貴重な映像を見ても、街並み自体が変わることはほとんどありません。
しかし、当時の流行りなどから人々のファッションが違ったり、車が全く走っていなかったり、現在は歩行者天国になっている所でも鉄道馬車が走っていたりなど現在との違いを多く見ることができます。
今回は115年前の貴重な映像第2弾です。
今回は国立オペラ座の前をゆっくり走っている路面電車からの映像ですので、路面電車自体は登場しません。
全体で25秒の映像ですが、スタートしてすぐ左側に国立オペラ座が見えています。
オペラ座1階部分のアーチは今と変わりはありません。
国立オペラ座を過ぎると馬車が右から左へ走って行くのが見えます。
路面電車の停留所でこの映像が終わりますが、ここには多くの人が路面電車を待っています。
当時の服装も115年前ですからレトロですね。
この辺の地面は石畳だったことがわかります。
このような映像は多くの事柄を教えてくれて、とても興味深いです。