コロナ禍にベルヴェデーレ宮殿へ散歩

2月7日で3度目のロックダウンが終わり、8日からかなりの店がオープンしています。

カフェやレストランはまだまだですが、街中にはテラスも出され、少しずつ活気が戻っているように思えます。

最近街中を散歩することが多くなり、観光客が全くいないウィーンの街にも慣れてきた感じがします。

しかし、早く今までのように多くの皆さんがウィーンに来てくれることを願っています。

 

さて、今日はコロナ禍この冬の時期のベルヴェデーレ宮殿です。

 

 

数あるウィーンの重要なバロック建築の中で、シェーンブルン宮殿とベルヴェデーレ宮殿はウィーンの2大バロック宮殿とも言われています。

 

シェーンブルン宮殿はマリア・テレジアイエローが有名で、ベルヴェデーレ宮殿と比べると大きいですし、単独で世界遺産にも登録され、印象深いかもしれません。しかし、バロック建築的にはこちらのベルヴェデーレ宮殿の方が、より美しいバロック宮殿です。

 


 

ベルヴェデーレ宮殿は歴史に名高いオスマントルコのウィーン包囲1683年、ウィーンを危機から救った英雄プリンツ・オイゲンによるものです。

シェーンブルン宮殿の建築家フィッシャー・フォン・エアラッハに対し、もう一人のバロック巨匠建築家ルーカス・フォン・ヒルデブラントにより手がけられました。

完成はシェーンブルン宮殿より約25年遅い、1723年に完成しています。

 

 

右上の写真は宮殿の入口ですが、3度目のロックダウン中(2月3日)ですので、クローズしています。

 

 

宮殿の裏側にはいわゆる"美しい眺め"が広がっていて、ウィーン旧市街に向かってのこの眺めがとても印象的ですね。

奥に見えるのはベルヴェデーレ宮殿の下宮です。

 

ロックダウン中でもジョギングしてる人や散歩をしているに出会いました。

この時は雨こそは降っていませんでしたが、雲が多かったウィーンの街です。

 

 

 

 

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