早いもので今日から2月に入りました。
朝5:00の気温はマイナス5.6℃とかなり冷え込んでいます。
日中も途方では3℃と寒い1日になりますね。
さて、ウィーンの文化のひとつにカフェハウス文化があり、100年以上も続く伝統カフェハウスが多く存在しています。
ウィーンの観光中にはスタバなどではなく、是非とも伝統カフェに足を運んで少しくつろぐ時間を作って頂きたいです。
伝統カフェにいること自体がウィーンを観光していることになりますからね。
伝統カフェにはそれぞれの特徴があり、それぞれの空気が流れていますが、"ウィーンのカフェ文化"が見えてくるとどこも共通性があることがわかります。
もう何回も書いていますが、私のお気に入りのカフェはハイナーとSperl(シュペルル)です。
どちらも伝統があり、共通性がありますが店の雰囲気は全く違います。
ハイナーはケSperlと違ってケルントナー通りにありますから、時間がなくても気軽に寄れることもあり、どうしても行く回数が多くなります。
店員さんとはみんな顔見知りですし、友達もひとり働いていることもあり、個人的には居心地がいいです。
仕事で圧倒的に多く行くのはシェーンブルン宮殿にあるカフェRESIDENZです。
シェーンブルン宮殿の内部観光をした後、フリータイムを取りますが、その際にたいてい添乗員さんと仕事の打ち合わせをするためにここに来るからです。
今日はここのカフェをひとつ紹介します。
こちらはアインシュペンナーです。
日本の多くのガイドブックでは"ウィーンナーコーヒー"としてこれを紹介していると思います。
こちらにはウィーンナーコーヒーという名称はありません。
それどころか単純に"コーヒー"という名称も地元では使われていません。
ホテルの朝食などは別ですが、それぞれにはカフェには固有の名前があるのでその名前で注文するわけですね。
アインシュペンナーはグラスで出されるのが定番で、コーヒーが一番下でその上に生クリームが詰めてあります。
ウィーンらしいですね。
そうです、ウィーンの伝統文化から生まれてきたカフェのスタイルであることから、"ウィーンナーコーヒー"という意味ですが、だからと言って地元で一番多く飲まれているカフェではないでしょう。