今日の朝は5:00の時点でマイナス3.0℃でした。
日中の気温も上がらず、雪マークが見られます。
さて、昨日の11:00に記者会見が行われ、オーストリア政府は3度目のロックダウンを延長することを発表しました。
17日、クルツ首相は記者会見を行い、各州首相やソーシャルパートナーとの協議の結果として、25日(月)以降の対応の方針を発表しました。発表内容の概要は以下のとおりです。
(1)現行のハード・ロックダウンを当面2月7日(日)まで実施する方針であるとしました。専門家からは、緩和を実施するために7日間での人口比感染者指数が50あるいは理想的には25以下、オーストリアの人口でいえば日々の新規感染者数が700名以下という目安が示されました。オーストリア政府としては現状に鑑み同数値を達成するのは困難であるとしつつ、可能な限り同数値に近づけるよう取り組み、現時点では、今後1週間毎に緩和開始の時期を検討していき、2月8日から緩和を開始するシナリオを想定しているとのことです。
(2)その後段階的に緩和を実施していくとしつつ、最初は商店、接触のあるサービス業、美術館・博物館が再開されるだろうとし、飲食業、観光業は少なくとも2月中の再開は困難とされました。飲食業・観光業の再開可能時期については、業界関係者が見通しを立てられるよう、2月半ばを目処に、3月以降の再開が可能か評価する予定である旨発表されました。
(3)学校については、(当初の発表とは異なり)休校期間(注)まではディスタンス・ラーニングが原則継続される方針となりました。
(当館注:ウィーン州及びニーダーエスタライヒ州は1/30-2/7、その他7州は2/8-2/14)
(4)引き続き、可能な限りホームオフィスが推奨される方針となりました。
(5)現行の措置の一部を厳格化し、25日以降、商店や公共交通機関における(これまでの「口と鼻を覆う保護具」よりも厳格な)FFP2規格マスク着用が義務化され、同居人以外との間は最低限2mあけることとなるとされました。なお、FFP2マスクは既に販売されているものに加え、日用品を取り扱うスーパー等において原価(Selbstkostenpreis)で販売され、一部低所得者に対しては無料で提供されるとのことです。
(問い合わせ先)
○在オーストリア日本国大使館
住所:Hessgasse 6, 1010 Vienna, Austria
電話: (市外局番01)531920
Fax: (市外局番01)5320590
ホームページ:https://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
予想通りロックダウンが延長されました。
これはすでに計画済みだったかもしれません。
昨日の会見でクルツ首相は中途半端に数日間ロックダウンを解除して、結局またロックダウンになるというのは意味がない、夏からは全て普通に戻ると言っていましたがどうでしょうか。
本当にそうであるといいのですが・・・。