今日はAventkranzに3本目のロウソクが灯されます。
クリスマスがさらに近くなってきました。
11月3日から始まった再ロックダウンは当初11月30日までの予定でしたが、感染者数が著しく増加していることから11月17日より規制が強化されて12月6日まで延長されました。
ここ数日は新たな感染者数が減少傾向となり、12月7日より規制が一部緩和されて、義務教育までの幼稚園を含む学校が開始、商店もオープンしていて、クリスマスプレゼントを買おうとする人が多く見られます。
昨日もちょっと買い物に行ったのですが、かなりの人混みで交通量も多かったですね。
さて、オーストリア政府から新たな発表がありましたので情報をアップデートしておきます。
オーストリアでの集計時間と日本大使館とでは違いがありますが、ここでは日本大使館からの情報を掲載しています。
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オーストリア連邦保健省によれば、12日(土)8時現在(注)、新たにオーストリア国内で1.570名の新型コロナウイルス(COVID-19)感染の確定症例及び126名の死亡事例が発生した旨報告されました。これでオーストリアにおける確定症例は317.059名(内死亡数:4.415名、治癒数:277.833名))となります。
(当館注:新規確定症例数については12日15時現在の定時発表がなかったため、11日15時から12日8時までの数値。ただし、死亡数と治癒数については11日9時半から12日9時半までの数値でこれまでどおり。)
国内発生状況
(州:累計確定症例数(前日比))
・ウィーン市(州) :65.919名(+406)
・オーバーエスタライヒ州:64.343名(+264)
・ニーダーエスタライヒ州:46.579名(+115)
・シュタイアーマルク州 :36.619名(+384)
・チロル州 :36.184名(+145)
・ザルツブルク州 :24.220名(+160)
・ケルンテン州 :17.769名(+48)
・フォアアールベルク州 :17.179名(+27)
・ブルゲンラント州 : 8.247名(+21)
(州:死亡数(前日比)、治癒数)
・ウィーン市(州) :733名(+19)、58.126名
・オーバーエスタライヒ州:907名(+21)、58.857名
・ニーダーエスタライヒ州:661名(+13)、40.482名
・シュタイアーマルク州 :765名(+35)、26.430名
・チロル州 :406名(+9)、34.135名
・ザルツブルク州 :259名(+12)、20.897名
・ケルンテン州 :365名(+12)、15.567名
・フォアアールベルク州 :178名(+3)、15.581名
・ブルゲンラント州 :141名(+2)、 7.408名
2
11日夜、クルツ首相、コーグラー副首相は各州首相との協議後に記者会見を行い、大規模抗原検査について、希望者全員に対して1月8日から10日にかけて(ウィーン州は17日まで)再度実施する旨発表しました。
クルツ首相は、教員や、身体的接触のあるサービス業従事者といった特定の職種については2週間毎の検査が義務化されると述べ、対象となる職種について現在ソーシャル・パートナーと協議中であるとしました。また、将来的に各州は、特に人が集まる屋外の特定の場所等について、マスク着用を義務づけることができるようになるとしました。
また、クリスマスや大晦日の接触制限の規定については、(当初は世帯数に関係なく10人まで可能とする旨発表されていたところ)24日と25日は20時以降も世帯にかかわらず10人までの接触が可能とされましたが、26日については現行の規則(夜間の外出制限及び日中は2世帯大人6人子ども6人まで)が適用されるとのことです。また、大晦日については夜間の外出制限は課さないとしつつ、接触は2世帯からなる大人6人子ども6人までとする旨発表されました。
なお、19日以降とされている渡航制限の詳細についての発表はありませんでした。発表があり次第ご案内致します。
(問い合わせ先)
○在オーストリア日本国大使館
住所:Hessgasse 6, 1010 Vienna, Austria
電話: (市外局番01)531920
Fax: (市外局番01)5320590
ホームページ:https://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
新規感染者数は再ロックダウン時と比べれば減少傾向となっていますが、今週は規制が緩和されたこともあり、かなりの人出が目立ちました。
クリスマス前、またその後のクリスマス休暇・・・人出が多くなることを予想し、そこで希望者全員に対して1月8日から10日にかけて(ウィーン州は17日まで)大規模抗原検査を実施するということでしょうか。