今日のウィーンは朝5:30の気温が0.8℃、霧が少し出ています。昨日の夜に降った雪が解けながらではありますが、まだ少し残っています。
予報では日中も5℃に達しないぐらいで、相変わらず太陽が姿を見せないどんよりとした寒い1日になりそうです。
ここ数日はずっと空はグレーですね。
今年は11月3日以降の再ロックダウンが12月6日まで続き、クリスマス市も中止となる異例のAdvent時期となりましたが、例年通りニコロの習慣も各家庭で楽しまれたはずですし、今週はADVENTKRANZに3本目のロウソクが灯されます。
12月7日より、再ロックダウンの規制が少し緩和されたことにより、商店も感染対策をしっかりした上で営業を再開していますし、クリスマスツリーもウィーンの街の至る所で売られています。
しかし街を歩いても人々の盛り上がりもないですし、プンシュの香りも漂ってこないので非常に寂しい今年のクリスマスです。
さて、今日はぶどう畑から夕暮れに近づくウィーンの街をお届けします。
ウィーンこぼれ話を訪れて頂いている皆様にはすっかりお馴染みとなったうちのお気に入りの散歩コースのひとつであるStammersdorf界隈です。
この界隈は"Stadtwanderweg 5"があり、ぶどう畑が広がる長閑な風景に出会えます。Stadtwanderweg (シュタットヴァンダーヴェーク)はウィーン市が管理しているウィーン市内のハイキングコースで全部で9コース(11コース)あります。
コロナ禍、少しでも外に出ようと家族と頻繁に散歩に出かけています。
右の写真は15:15頃にもかかわらず、もう夕陽です。
この界隈はちょっと畑っぽくなっていて、人々がちょっと高い所にシルエットのように見えていますが、積まれた乾し草の上に立っています。
人々が立っている向こう側にはぶどう畑が広がっています。
ぶどう畑にも冬の訪れを感じます。
ずっと奥にウィーンの街が見えていますね。
(もっとも私がいるこの場所もウィーンなのですが)
西からの夕陽がウィーンの街全体を照らしているようです。
来年のクリスマスはいつものウィーンのクリスマスであって欲しいです・・・。