新型コロナウィルス アップデート(12月2日現在)

今日、朝起きて窓の外を見たら随分と白っぽかったのでえっ、雪でも降ったのかなと思いました。

まだ暗かったのですぐには分かりませんでしたが、まもなく雪が降り続いていることが見えました。

今年のウィーンでの初雪です。

朝7:00の気温はマイナス1.3℃・・・雪は今でも降り続いていて、外は真っ白です。

 

さて、オーストリア政府から昨日12月7日以降の新たな発表がありました。

オーストリアでの集計時間と日本大使館とでは違いがありますが、ここでは日本大使館からの情報を掲載しています。

 


1 

オーストリア連邦保健省によれば、2日(水)15時現在、新たにオーストリア国内で3.917名の新型コロナウイルス(COVID-19)感染の確定症例及び121名の死亡事例が発生した旨報告されました。これでオーストリアにおける確定症例は289.423名(内死亡数:3.446名、治癒数:233.657名))となります。

国内発生状況
(州:累計確定症例数(前日比))
・ウィーン市(州)   :60.958名(+636)
・オーバーエスタライヒ州:58.970名(+646)
・ニーダーエスタライヒ州:42.231名(+625)
・チロル州       :33.725名(+294)
・シュタイアーマルク州 :32.481名(+713)
・ザルツブルク州    :22.016名(+359)
・フォアアールベルク州 :15.803名(+203)
・ケルンテン州     :15.623名(+346)
・ブルゲンラント州   : 7.616名(+95)

(州:死亡数(前日比)、治癒数)
・ウィーン市(州)   :630名(+7)、50.122名
・オーバーエスタライヒ州:679名(+29)、51.315名
・ニーダーエスタライヒ州:538名(+23)、33.854名
・チロル州       :347名(+10)、29.702名
・シュタイアーマルク州 :581名(+17)、19.937名
・ザルツブルク州    :188名(+13)、16.747名
・フォアアールベルク州 :136名(+6)、13.724名
・ケルンテン州     :241名(+13)、12.088名
・ブルゲンラント州   :106名(+3)、 6.168名


2 

2日,オーストリア政府は記者会見を開き,12月7日以降の段階的緩和措置につき発表しました。報道に基づく措置の概要は以下のとおりです。

 


(1)外出制限
・ 20時から翌6時までの間は、仕事、日常生活の基本的な需要を満たすため、他者の支援や介護、屋外での運動といった理由でのみ外出が許される。真に必要なものを除き、接触は今後も禁止される。
・ 日中(6時~20時)は、ある1世帯に属する者は他の1世帯に属する者と会うことが可能で、その人数は合計で大人6人、子供6人までとする。
・ 12月24日、25日、26日、31日は、世帯数にかかわらず合計10人まで集まることができる。
・ 外出制限は、(必要な場合)10日ごとに国民議会本委員会で延長が承認されなければならない。

 


(2)幼稚園、学校、大学
 幼稚園の通常運営と義務教育課程の対面授業は12月7日から再開される。10歳以上の子どもは、授業中にマスクを着用しなければならない。高学年の生徒と大学生は引き続きオンライン授業を実施する。高校卒業試験(マトゥーラ)等を控えている生徒については対面授業を再開する。

 


(3)商店・サービス
 12月7日以降、商店・サービス業の営業を再開する。ただし店内ではマスクを着用し、店舗内10平方メートルあたり顧客1人までの入場制限を行う。接触があるサービス業について、顧客に飲食物を提供することはできない。

 


(4)渡航制限
 12月中旬以降1月10日までの間,過去7日間の新規感染発生率が100を超える国はリスク地域に分類される(現在は実質的に全ての近隣諸国)。リスク地域から入国しようとする者に対しては、10日間の隔離措置が義務付けられるが、隔離後5日間以降に検査を受けることができ,陰性が判明した場合に隔離は解除される。通勤者には例外規定を設ける。
 


(5)ケーブルカーとスキー業界
 12月24日以降、ケーブルカー、ゴンドラ、スキーリフトはレジャー目的での利用が再開される(密閉される場合、乗車人数は定員の50%までとする)。搭乗中のみならず、待合所や搭乗口でも,マスクを着用する。12月24日より、スキー場は、アマチュア・スポーツでも使用できるようになる。
 


(6)飲食店・ホテル業界
 感染状況が改善すれば、1月7日から飲食店やホテルが営業再開可能となるが、当面は引き続き閉鎖される。飲食店のテイクアウト販売は6時から19時の間、配達サービスは時間制限なしで営業可能。パブ、バー、ナイトクラブは引き続き閉鎖。飲酒を提供する屋台及びクリスマスマーケットは禁止する。

 


(7)文化関連、イベント
 1月7日以降、文化施設や映画館は、感染状況に応じた制限付きで営業を再開する。12月中旬にそのための中間評価が行われる。博物館・美術館や図書館は12月7日から再開される。マスク着用義務及び10平方メートルあたり1人までの入場制限が課される。
 


(8)スポーツとレジャー
 サッカー等の接触のある種目は引き続き禁止され、屋内スポーツ施設はアマチュア・スポーツでの利用が引き続き禁止される。屋外スポーツ施設は、12月24日から再開される。スポーツジムや屋内プールなどの施設への立入りは引き続き禁止される。動物園は12月24日から屋外部分につき営業再開する。プロスポーツは引き続き実施できる。
 


(9)介護・養護施設
 職員は毎週検査を受けなければならない。検査ができない場合、FFP2規格マスクを着用する。新規入所者と訪問者は、陰性証明を提示しなければならない。訪問は、入居者1人につき1週間に1人までに制限される。障がい者施設の未成年入居者や支援を必要とする入居者の場合は、保護者等2人までの訪問が可能。ホスピス等での面会は例外とする。

 


(10)病院と療養施設
 職員は毎週検査を受けなければならない。検査ができない場合、FFP2規格マスクを着用する。1週間以上入院する場合、患者1人につき1週間に1人の面会が可能。未成年者や支援が必要な患者は、保護者等2人までの訪問を受けることが可能。妊婦の妊婦検診への同行や分娩時及び分娩後の世話、ホスピス等は例外とする。



 

【参考】
■ オーストリア保健省
〇新型コロナウイルス情報(独語)
https://www.sozialministerium.at/Services/News-und-Events/Neuartiges-Coronavirus-(2019-nCov).html
〇新型コロナウイルス・ホットライン(独語・英語)
Infoline Coronavirus: 0800 555 621 (月-金,9:00-17:00)
ウェブサイト:https://www.ages.at/themen/krankheitserreger/coronavirus/
■ 日本厚生労働省
〇新型コロナウイルス関連情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
■ 世界保健機関(WHO)
○ウェブサイト:https://www.who.int/health-topics/coronavirus


(問い合わせ先)
○在オーストリア日本国大使館
住所:Hessgasse 6, 1010 Vienna, Austria
電話: (市外局番01)531920
Fax: (市外局番01)5320590
ホームページ:https://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

 


新たな発表で規制が緩和されたことがわかります。

学校も義務教育課程の年齢は授業中でもマスク着用で開始されます。

商店も予想通り、営業を開始できます。

クリスマス市が開かれなくなった今、クリスマスを前にして少しでも多く買い物してもらおうということ、またスキー場も12月24日からゴンドラの乗車率が50%で営業を開始するようですが、うーん、これはいいんでしょうかね~。

12月24日は先日お話ししたようにWinterurlaub(冬休暇)ですから、日本の今年の流行語になった3蜜になる可能性は十分考えられます。

クリスマス前は人々も多くの買い物をし、冬休暇でスキー場などでの経済効果を無視するのは厳しい・・・それであれば冬休暇後の1月6日以降であれば大きな習慣はないので、3度目のロックダウンになっても経済的にはそこまで痛くないだろう・・・それを政府が承知でこの緩和規制を発表していると考える人が地元では多いです。

 

 

 

 

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