今日から12月です。
早いもので今年も残す所、あと1ヶ月となりました。
今日の朝の気温は6:30の時点でマイナス1.3℃でした。
こちらの学校は前期と後期の2学期で、Semester(セメスター)と呼ばれています。
9月から新年度が始まり、7月、8月はFerien(フェーリエン)と言われる大きな夏休みで、社会ではUrlaub(ウアラウプ)・・・休暇という表現が多く使われます。
学校では夏休みの他にはOsterferien(復活祭休み)、Semesterferien(学期休み)、Herbstferien(秋休み)、Weihnachtsferien(クリスマス休み)などの短い休みがあり、親御さんなどは学校の休みに合わせて、休暇を取ることが多いです。
特にWeihnachtsferienはクリスマスから1月6日ぐらいまでの2週間あり、その時期には毎年多くの人が休暇に出かけます。
冬ですからやっぱりスキー休暇が多いでしょうか。
オーストリアは御存知の通りスキー王国ですから、スキーは国民的スポーツとなっています。
雄大なアルプスの大自然の中を滑る楽しさは経験した人でないと分かりません。
さて、そんな冬の休暇は今年はコロナ禍で地元での意識はどうでしょうか?
Winterurlaubを計画しているか? |
計画している32% 計画していない68% |
どこで冬休暇を過ごす? |
オーストリア90% イタリア5% ドイツ4% スイス2% |
なぜ冬休暇に行かない? |
コロナ不安52% 冬休暇は好きではない31% 金銭的問題25% 家庭の事情10% |
冬休暇のスタイルは? |
スキー51% SPA38% 知り合い訪問20% 市内観光15% 南の暖かい所4% 体験旅行4% クルーズ1% |
コロナに感染する恐れがある場所は |
Après-Ski66% リフトやゴンドラに並んでいる時31% ゴンドラの中30% Wellnes領域15% レストラン11% ホテル9% リフト上6% ショップ3% ゲレンデ2% |
上の統計はオーストリアの経済情報新聞Wiener Wirtschaft2020年11月19日号に掲載されていたものです。
冬休暇を計画しいない人は約70%で、オーストリアが再ロックダウンに入ったことも理由のひとつでしょう。
冬休暇をする場合は90%がオーストリア国内で、それ以外は隣接国です。
半数がスキー休暇ですが、実際にスキー場がオープンするのかどうかも分かりません。
たった30%の人が冬休暇をプランしていて、中でも実際に予約した人は非常に少ないということです。
5泊、1人481ユーロの支出が平均となっているようですが、冬休暇を検討中の2/3は様子を見ている状態で、休暇開始の2週間前から最終決定するということです。
統計を見ている限りでは、休暇をプランしていても、コロナに対する不安はあるようですね。
やはり寒くなってきたと同時に感染者数も増加してきました。
冬休暇は行かない方が賢いでしょうか。