今日もグレーな空のウィーンです。
朝7:00の気温は1.3℃で、日中も4℃ぐらいまでしかいかない寒い週末の始まりです。
もうすぐ11月も終わりですね。
さて、今日は知られざる美しい中庭風景シリーズです。
前回の知られざる美しい中庭風景85ではウィーンを話題にしましたが、今回はドナウ河沿いにある歴史ある街シュタインからです。
こちらはとても美しい中庭空間です。
ここに入った瞬間、思わずカメラを向けたくなります。
アーチ構造、パヴラッチェン、蔦が絡まる壁など全てに情緒があり一体化しています。
ここはSteiner Landstraße 23番地にあるMelkerhofです。
名前から想像できますが、Melkerhofはあの有名なメルク修道院が1345~1789年まで所有していた建物で、現在ではいわゆるペンションとして宿泊することができます。
この中庭空間は歴史をそのまま感じさせてくれますが、それを壊さないようにしっかり管理されていることがわかります。
こちらは最初の中庭と比べるいたってシンプルな中庭空間です。
四角い窓が多く、アーチは見当たりません。
しかしよく見るとずっと奥に大きなアーチが見られます。
2つの異なった石畳も印象的です。
こちらはGöttweigerhofgasse7番地にあり、1枚目の場所からすぐの所にあるGöttweigerhofです。
ここも名前から想像できる通り、有名なGöttweig修道院が12世紀から1839年まで管理していた建物で、現在では幼稚園となっています。
Steinはドナウ河沿いにあるクレムスと同様に歴史ある街で、是非ゆっくり散策することをお勧めします。