今日のウィーンは日中の予想最高気温が1℃となっていて、相変わらずもどんよりした曇りの寒い日になりそうです。
まさにgrau in grau・・・です。
もうすぐ12月ですからね。
冬の訪れを感じます。
今日は新型コロナウィルス関連情報のアップデートです。
オーストリアでの集計時間と日本大使館とでは違いがありますが、ここでは日本大使館からの情報をいつも掲載しています。
１
オーストリア連邦保健省によれば、26日（木）15時現在、新たにオーストリア国内で5.512名の新型コロナウイルス（COVID-19）感染の確定症例及び106名の死亡事例が発生した旨報告されました。これでオーストリアにおける確定症例は266.659名（内死亡数：2.773名、治癒数：196.342名））となります。
国内発生状況
（州：累計確定症例数（前日比））
・ウィーン市（州） ：57.357名（＋725)
・オーバーエスタライヒ州：54.424名（＋1.128)
・ニーダーエスタライヒ州：38.591名（＋906)
・チロル州 ：31.498名（＋520)
・シュタイアーマルク州 ：29.283名（＋898)
・ザルツブルク州 ：19.879名（＋376)
・フォアアールベルク州 ：14.956名（＋228)
・ケルンテン州 ：13.631名（＋590)
・ブルゲンラント州 ： 7.040名（＋141)
（州：死亡数（前日比）、治癒数）
・ウィーン市（州） ：575名（＋7）、43.363名
・オーバーエスタライヒ州：507名（＋38）、42.752名
・ニーダーエスタライヒ州：453名（＋17）、28.849名
・チロル州 ：293名（＋15）、25.452名
・シュタイアーマルク州 ：466名（＋12）、16.374名
・ザルツブルク州 ：140名（＋4）、13.344名
・フォアアールベルク州 ：105名（＋4）、11.750名
・ケルンテン州 ：157名（＋7）、 9.203名
・ブルゲンラント州 ： 77名（＋2）、 5.255名
２
25日、全住民に対する抗原検査と予防接種の行程が閣議決定されました。閣議決定の概要は以下のとおりです。
（１）抗原検査
12月５～6日に国立・公立学校の教員及び幼稚園保育士，7～9日に警察官，12月初旬からクリスマスまでに全住民の希望者を対象に検査を実施。
（当館注：全住民の検査時期は原則として州に委ねられます。ウィーン州も12月初旬から実施する旨発表済です。）
（２）予防接種
来年1～2月に介護・養護施設の従事者及び高齢入居者，2～3月に医療・保健施設従事者，4月以降に全住民の希望者に対して予防接種を開始。
【参考】
■ オーストリア保健省
〇新型コロナウイルス情報（独語）
https://www.sozialministerium.at/Services/News-und-Events/Neuartiges-Coronavirus-(2019-nCov).html
〇新型コロナウイルス・ホットライン（独語・英語）
Infoline Coronavirus: 0800 555 621 (月－金，9:00-17:00)
ウェブサイト：https://www.ages.at/themen/krankheitserreger/coronavirus/
■ 日本厚生労働省
〇新型コロナウイルス関連情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
■ 世界保健機関（WHO）
○ウェブサイト：https://www.who.int/health-topics/coronavirus
（問い合わせ先）
○在オーストリア日本国大使館
住所：Hessgasse 6, 1010 Vienna, Austria
電話: （市外局番01）531920
Fax: （市外局番01）5320590
ホームページ：https://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
オーストリアでは全住民に対する抗原検査と予防接種の行程が発表されたわけですが、あくまでも希望すればということですから強制ではありません。
住人の50％以上が予防接種を受けることにより、医療機関の負担を最小限に抑えることが目的です。
オーストリア政府はワクチン確保にすでに200.000.000ユーロの予算を組み込んでいます。
抗原検査はいいとしても予防接種は慎重に考える人が多いでしょうね。
