今日のウィーンの朝7:00の気温は0.3℃でした。
昨日は朝から濃い霧が立ち込めていて、結局うちの界隈では霧が晴れなかったですね。
今日は霧は出ていませんが、1日灰色の空になりそうです。
ウィーンは季節を感じられる街だと実感します。
それは単純に自然の季節だけではなく、その時期の伝統習慣も至る所に見られます。
本来この時期はクリスマスの空気を楽しめるはずなのですが、現状では再ロックダウンのため今年は異例です。
今日は私が常連となっているお馴染みハイナーでの秋を感じさせてくれる栗のケーキをお届けします。
こちらはKastanien Schnitte(カスター二エン・シュニッテ)と呼ばれる栗のケーキで、今年は11月5日から登場しました。
三角形状に切られていて、真ん中に栗、その下にはスポンジ、そして外側は生クリームという見かけよりシンプルな作りなのですが、クリームと栗の相性が良く、また栗の味がハッキリしていてとても美味しいです。
写真はちょっと寒さを感じましたがテラスに座ってのひと時のくつろぎで、メランジェとの組み合わせです。
このケーキではやっぱりメランジェでしょう。
普通は小さいコップで水道水が添えられますが、ここで働いている友達がいる時には、いつも大きいコップで出してくれます。
ちなみに今は持ち帰りはできますがカフェはクローズで座れませんから、写真は再ロックダウン強化以前のものです。
シンプルな栗のケーキを食べたい方にはこれはお勧めです。
口の中に秋の味覚が広がりますよ。
私にとってはウィーンの味覚のひとつでしょうか。
ちなみにハイナーにはもうひとつの栗のトルテがありますが、いつかまたここで紹介します。