コロナ禍で買い物スタイルがどう変わった?

オーストリアでは2020年3月16日から"Corona-Krise"と称して様々な給付金、補助金などを始め、様々なサポートを受ける目安の日となっています。

最初のロックダウンを経験し、試行錯誤的に規制が一部解除されたり、また厳しくなったりと・・・そして11月3日より再ロックダウン・・・明日から規制がもっと強化されます。

日本でもテレワークという言葉も頻繁に登場し、自宅で勤務する人も多くなっています。

こちらでも同様に仕事場所が自宅になったという人は非常に多くなっています。

一時的ではあると思いますが、このコロナ過中、ライフスタイルは大きく変わりました。

 

さて、今日はそのコロナ禍での買い物がどう変わったか、地元での意識を見てみましょう。

 


コロナ流行に対しての評価

●コロナ感染拡大を抑えることに貢献できるのであれば一時的にもいくつかのことを諦められる

                                                                                                                              10月70%    3月終り95%

 

●オーストリア政府は新型コロナウィルスに対して正しく対応している

                                                                                               10月55%    3月終り90%

 

●自分、もしくは家族の誰かがコロナに感染する不安がある

                                                                     10月45%    4月始め74%

 

●新型コロナウィルスの危険性に関して大げさだと思う

                                                             10月40%    3月始め53%

 

コロナ危機が始まった頃の方が、人々は慎重に考えていたことがわかります。

特に感染する不安がある人が今は45%、逆に半数以上の人が不安がないと思っているわけですから、マスク無しで公共交通機関を利用したりとか、スーパーに入ってきたりとかするわけです。

自分も振り返ればそのような人々を見かけた時に数回ぐらい注意をしたことがあります。

そのような人々は無責任極まりないです。

 


買い物スタイルがどう変わったか?

●自分が住んでいる地域から生産されたものをより多く買う   75% (女性80%、男性70%)

 

●オーストリア産の物をより多く買う   70% (女性74%、男性66%)

 

●18:00までの営業時間でも満足できる   68%(16歳~30歳までは53%が満足)

 


スーパーでの買い物は?

快適である 7%

まあ、そこそこ 33%

コロナ以前よりも快適ではない 58%

ノーコメント 2%

 

●なぜ快適ではないか?

マスクが邪魔 65%

以前よりストレスを感じる 40%

コロナに感染するかもしれない不安 30%

 


これらの統計はオーストリアの経済情報新聞Wiener Wirtschaft2020年11月12日号に掲載されていたものです。

今でも続くコロナ過を振り返って自分も理解できることがたくさんあります。

とにかく、個人個人責任を持ってしっかり意識しながら行動するべきであり、それが結果的に自分を守るだけでなく、家族や他人を守ることになるわけですからね。

日本も感染者数が増加していますが、必ず終わりは来るので希望を捨てず乗り切りましょう。

 

 

 

 

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