昨日11月2日の夜20:00頃ウィーンでテロが発生したということで、今日は別の話題を掲載するはずでしたがテロ関係に急遽変更します。
永世中立国であるオーストリアの首都ウィーン、ヨーロッパで最も治安がいい街であるウィーンでテロがあったなんて信じられないですし、信じたくありません。
昨日寝る前にウィーンの日本大使館から緊急メールが届き、こちらのニュースでSchwedenplatz界隈で発砲事件があったということを知りました。
すぐにこちらのニュースを見て気がかりながらもそのまま就寝しました。
今日の朝のこちらのORFニュースによれば・・・
ウィーン警視庁長官のGerhard Pürstl氏によると昨日月曜日の20:00過ぎ、男がショットガンで発砲という非常呼び出しがあった。
ウィーン旧市街のSeitensttengasse、シナゴーグ付近へ向かうよう警官隊へ指示。
そこで銃撃戦があり、同僚(警官)1人が重傷、通行人がまもなく死亡、女性が重傷(その後病院で死亡)、犯人らしき1人が射殺されたということです。
犯人は自動小銃を、ピストル、なたを持ち武装していたとされる。
爆弾を体に巻いていたか、もしくはそれがイミテーションだったかは確認がとれていない。
少なくとももう1人の犯人がいる、死亡した犯人の身元確認を急いでいる。
犯行当時の事件現場は再ロックダウンが始まる最後の夜を楽しもうということで人出も多かったということです。
警察によればSeitensttengasseを含めて、その界隈で計6か所(Morzinplatz, Salzgries, Fleischmarkt, Bauernmarkt Graben)の犯行現場が確認されています。
犯行の動機はまだ不明で、もう一人の犯人は逃走中ということです。
犯人が2人以上で、複数が逃走している可能性も排除していません。
オーストリア内務省では、市民に可能な限り自宅に留まるように呼び掛けています。
子供達は家にいるように・・・学校は今日休校となりますが、両親の都合により家で子供の世話ができない場合、学校、幼稚園は開いています。
シナゴーグが標的であったかはまだ確認されていません。
クルツ首相はこれは間違いなくテロであり、犯人はプロフェッショナルな準備をしていたと語っています。
Seitensttengasseを含めたこの界隈は地元で有名なウィーンのバミューダトライアングルと呼ばれていて、多くの酒場があり、賑わっている地域です。
現時点では5人が死亡(その内1人は犯人)、15人が重傷を負っていることが確認されていて、犯人はパニックを起こしたかったこと、IS支持者らしいということです。
体に巻いていた爆弾はイミテーションだったようです。
ORFニュースから