オーストリアではここ最近感染者数が増加していて、新たな対策が打ち出されましたが、街を見ると普通に社会が動いているように見えます。
コロナ信号を見ると緑の地域が圧倒的に少なく、黄色、オレンジ色がほとんどで、インスブルックのように赤の地域さえあります。
いっそのこと早く感染してしまって、後は気持ち的にもう楽に・・・なんていう考えをしている人もいるようですが、自分だけでなく、家族、社会のためにも責任ある行動をとるべきです。
さて、今日はウィーンのちょっと珍しいアングルシリーズです。
前回と前々回では国立オペラ座を取り上げましたが、今回も国立オペラ座からです。
こちらは国立オペラ座のオーケストラピットです。
オーケストラピットの中からそれぞれ別方向を眺めています。
オーケストラピットの広さは105m²、約110人の団員が演奏できます。
この状態で客席の床の水準よりもちょと低いぐらいですね。
この床は3段階に調節でき、最深4mまで下げることができます。
オーケストラピットに入ることができるのは、ガイドツアーでもほとんどなく、限られた時だけですから結構貴重な体験でしょう。
ここで演奏しているのは国立オペラ座管弦楽団ですが、その中の多くのメンバーがウィーンフィルであることはよく知られています。
国立オペラ座のオーケストラピットをこのような角度から見るのもおもしろいです。