ウィーンは昨日から雨で今週はずっと雨マークが見られます。
日中の気温も高くても12℃でかなり寒くなっています。
朝7:00でも暗い雨雲がどんより街を覆っていて、"grau in grau"です。
さて、夏のアイスサロンに代わって寒くなるこの時期は焼き栗です。
街中に小さな小屋が建ち、そこにはドラム缶のようなものが1~2つ並んでいます。
スタンドではたいてい以下の3種類のものを売っています。
Heiße Maroni (熱い焼き栗)
(ハイセマローニ)
Bratkartoffeln(焼きポテト)
(ブラートカルトッフェルン)
Kartoffelpuffer (ポテトパンケーキ)
(カルトッフェルプッファー)
写真の上から焼きポテト、ポテトパンケーキ、焼き栗です。
焼かれる場所は、この下にあり、炭火で焼かれています。
どれも大変熱くて、寒い時期にピッタリです。
焼きポテトは三角錐の形をした小さな袋にいっぱいいれてくれて、普通は塩をかけますがケチャップをかける人もいます。
ポテトパンケーキはニンニクをぬって、塩をかけて食べるのが定番です。
焼き栗は皮に切り込みを入れているので剥き易くなっています。
街中を歩くとついつい食べたくなって買ってしまいます。
焼き栗は日本の甘栗と違って、純粋な栗の味です。
ここで紹介した焼き栗スタンドはグラーベンにあるものです。
焼き栗スタンドには必ず全ての値段が書いてあります。
焼き栗はたいてい2種類値段が書かれていて、焼き栗の数によって値段が違います。
それぞれのスタンドによって若干値段の違いがありますし、味も違っています。
焼き栗スタンドが出始めると、もう秋か~、冬が近づいているんだな~・・・と思います。