飲食店での名前や電話番号を登録する用紙

日の短さを感じる秋のウィーンです。

今は朝6:45の段階で少しずつ明るくなってきます。

今年は10月25日からサマータイムが終わり、1時間戻すことになります。

 

さて、ウィーン市は条例に基づき、コンタクト・トレーシング(接触者追跡)を目的として、9月28日から飲食店に対して客のデータ、介護施設等に対して訪問者・入居者のデータを入手し、求められた場合に行政区当局に提出することを義務付けていますが・・・

 

 

上の写真はマクドナルドで記入する用紙です。

9月28日の月曜日より、レストランなどの飲食店では客のデータ、介護施設等に対して訪問者・入居者のデータを入手することを義務付けました。

飲食店での客のデータは氏名、電話番号、Eメールアドレス、着席したテーブル番号データは行政区当局への提出目的以外に利用することを禁じられ、4週間経過した時点で消去することを義務付けられ、この条例は12月31日を以て失効します。

テーブル番号、日付、時間、名前、電話番号、Eメールアドレスを記入することになっています。

 

レジで支払い、もしくは注文したものを取る人、全ての客に対してお願いしていました。

もちろん、私も記入しました。

記入するその時は条例を知っていたので、疑うことなく何も考えずに正直に記入しましたが、後でふと思ったことは、皆正直に記入しているんだろうかということです。

記入しても身分証明と照合されるわけでもない、実際、身分証明を要求できるのは一般的には警察などの当局に限られます。

偽りのデータを記入することもできるわけですね。

コロナ過の現在ですから、責任ある社会人としてもちろん正しいデータを記入するべきだと思いますが、実際の所、適当に記入している人もいるはずです。

そうなればそのデータをいざ利用しようという時には無意味になってしまいます。

 

どうでしょうかね・・・。

 

 

 

 

 

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