早いもので今日から10月です。
ウィーンはどんどん秋らしくなっていきます。
さて、今日はオーストリア政府からの新型ウィルスに関して本日10月1日 朝6:00時点での統計を紹介します。
この統計は5月2日が最初で6月6日には新型ウィルスに関しての統計その2を、6月17日には新型ウィルスに関しての統計その3を、7月5日にはその4を、7月20日にはその5を、8月3日にはその6を、8月14日にその7を、8月23日にその8を、8月31日のその9を掲載しました。
上の表は感染者数の推移です。
3月26日に向かって急上昇、その後は徐々に減少し、4月後半からはさらに減少しながら横ばい状況でしたが7月1日以降また増加傾向で、特に8月は休暇に出かけた人が多く、9月からはさらに増加しています。
第2波でしょうね。
8.370人が発病、45.741人がテストの結果陽性。
右は州別の発病者のグラフです。
"W"はウィーンです。
8月31日に掲載した統計では3.363人が発病していましたが、クロアチアなどのバルカン方面へ休暇に出かけた人などが感染したようで増加しています。
左のグラフは陽性となった人の年齢分布です。
15-24歳が一番多く、次いで25-34歳、若い人が多く感染しているようです。
右は陽性となった男性と女性の割合で、男性が52%、女性が48%です。
1.617.987の検査数、7.221の通常の病院ベットの空き数、640の集中治療室の空き数、406のベットが利用中、90の集中治療室が利用中、7.874人が自宅での療養数。
35.644人が再び健康に、799人の死亡報告、779人が実際に死亡が確認、死亡者数の割合は男性が57%、女性が43%です。
右の表はオーストリア州別の統計で、Geneseneが再び健康になった人、bestätigte Todesfälleは実際に死亡が確認された数です。
死亡者数からすれば人口が一番多いウィーンで248名がこの時点で亡くなっています。
死亡者が一番少ないのはBurgenland州で11名ですね。
ウィルスの感染拡大はウィルス自身ではなく、人間が感染させているので、1人1人がしっかり自覚して行動すれば、結果的に自分、家族を守り、感染拡大は抑えられると思います。
規制が緩和された後から再び1日の感染者数が増加傾向になってきました。
もう大丈夫だろうと軽率な行動をする人が多くなってきていることから少しの増加傾向となっています。
経済もこれ以上止められないということ、しかし人の命が最優先、状況をしっかり把握しながら適切な対応が取れるようにとオーストリア政府は他国と同様日夜努力をしています。